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2025.09.11

2320

  2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第25回の分をこちらに投稿してください。

ハンドルネームは毎回固定にしてください。金曜日にお題発表し、翌週の木曜までに解答を投稿してください。夜は21時までを厳守です(21時を過ぎた分については添削しません)。遅くなってしまう場合は翌日の朝5時以降に投稿してください。
人数が増えるかもしれないので添削は簡易になります。ご了解ください。その代わり、みなさんの質問には答えますので、解答の後に「質問」がある場合はそれを添えてください。
対象は東大志望生以外でも構いません(ただし論述が問われる大学に限る)。東大以外の場合は志望校も書いておいてくださいね。参加資格は「最後まで投稿を継続すること」、この一点です。勉強を積み重ねていきましょう。
なお私はコメント数が奇数か偶数かで未回答・回答済みを確認しています。みなさんの投稿が終わった段階でコメント数が奇数になるようにしてください。基本的には1つの投稿だけになると思いますのでコメント数は「1」になるはずです。万が一、投稿を2回してしまった場合には(その場合にはコメント数は「2」となりますが)空コメントを一つ投稿し「3」としておいてください。「2」のままだと「回答済み」と勘違いしてしまうことになります。お手数ですがご注意くださいませ。

コメント

あずきさんこんにちは。では添削いたします。

>2010-2A
(2) 遠方のため総数が少ないのはインド・フィリピンである。前者はICT産業で、後者は日本で結婚した子を訪問するので訪日する。

いいですね。ただ、フィリピンは決して「遠方」ではないので表現を工夫する必要がありました。「結婚した子」という具体的な書き方がとってもいいと思いました。必ずしも上手な表現ではないかもしれませんが、「何を書くべきか」が自分で定まっていればそれは適切な表現になります。

>(3) 高緯度の北海道。避暑や自然を楽しむ。世界都市の東京。化粧品を買う、娯楽施設で遊ぶなどする。

こちらも問題ないでしょう。東京について「世界都市」と形容しているのはとてもいいと思います。

(4) 観光部門では、所得水準の低いイでは日本旅行に割高感がある。商用部門では、日本企業が一方的に進出している。

なるほど、こちらも書き方を工夫していますね。「観光部門」と「商用部門」というように部門によって2トピックにしていますね。とても効果的ですよ。

>2010-2B
(2) ソウル。ソウルの土地利用を規制し政府機関を移転することで首都機能の分散を図る。高速道路・高速鉄道網の整備など国が主導して地方の工業開発を進めることで地域間格差を是正する。

本問は難しかったと思いますので、このように一般的な事例のみをしっかり書き切ればそれでよかったと思います。セジョンのような固有名詞の知識は無理に挙げる必要はないですよね。あくまで「普通」のことを書いて字数を稼ぐというテクニックをあずきさんにもマスターしてほしいと思っています。こちらの回答も十分に上手に書けていますよ。

>(3) かつては輸出加工区を設定するなど、軽工業や組立工業といった労働集約型産業が主だった。賃金水準が上昇して国際競争力を失い、電子工業など技術集約型の先端技術産業に転換した。

なるほど「輸出加工区」に言及しているのですね。とても興味深いです。本問は知識ではなく理論に特化した内容ですので書きやすかったのではないでしょうか。良い回答ですよ。

>分かったという気もなかなか起こらず、とりあえず出来なかったということだけメモしておくことにしました。

問題は難しい方がいいんですよ。その方が差をつけられます。問題が簡単だったらどうします?みんな満点ですよ。勉強した人と勉強していない人との間で差がつかないじゃないですか。こんなに不公平なことがありますか?

あずきさんはひたすら勉強を積み上げていけばいいのです。そして勉強したことが糧となって、どんなに難しい問題であっても部分点はもらえます。それがたとえ10点や20点でもいいじゃないですか。勉強をしていない人は0点です。全員が100点の問題に比べ、「難問」はいかに公平であるか。問題は「難しいほどラッキー!」と思いなさい。それが真理なのです。

>それでも東アジアの工業は好きであったりして、とにかく続けるだけですね。

素晴らしいですよ。とかく地理というと地名や都市名であったり、細かい知識ばかりを論って(あげつらって)得意になる人がいますが、あれ、違いますよね(涙)。以前自称地理好きなかたに「ジオゲッサー」というゲーム(アプリ?)を紹介してもらったのですが、僕には全く面白さが分かりません。世界のいろいろな風景を見ることが何が面白いのでしょう?それより経済という観点から「東アジアの工業」について解析するすることの方が面白いと思いますよ。

いたずらに「中国が攻めてくる」なんていう人がいますが、現在の密接に関係する国際分業の時代にそんなことができますか?中国が日本に侵攻した時点で東アジア経済は破綻しますよ。さらに仮に核兵器でも使ったらならば国際世論は全て使用国を非難し、国際的に孤立します。

僕が「地理」という科目が好きな理由は、冷静に科学的な観点で世界を俯瞰できるからです。20年前の問題を解いていたら、インターネットホスト数において米国が世界を圧倒していました。20年以上前から米国はソフトに力を入れ、インターネットやOSの独占的な開発を進めてきたのですね。当時の日本はまだまだガソリン車を一生懸命作っていただけです(今でもそうですけど)。そりゃ勝てませんよね。

こういった「俯瞰」ができる科目は歴史でも公民でもなく地理だと私は思っています。あずきさんも大学に入ってからもこういった地理的な視点を大切にし研究調査を行ってくださいね。

では次回も期待しています。

  • 2025.09.18 12:58
  • たつじん

2010-2A
(2) 遠方のため総数が少ないのはインド・フィリピンである。前者はICT産業で、後者は日本で結婚した子を訪問するので訪日する。
(3) 高緯度の北海道。避暑や自然を楽しむ。世界都市の東京。化粧品を買う、娯楽施設で遊ぶなどする。
(4) 観光部門では、所得水準の低いイでは日本旅行に割高感がある。商用部門では、日本企業が一方的に進出している。
2010-2B
(2) ソウル。ソウルの土地利用を規制し政府機関を移転することで首都機能の分散を図る。高速道路・高速鉄道網の整備など国が主導して地方の工業開発を進めることで地域間格差を是正する。
(3) かつては輸出加工区を設定するなど、軽工業や組立工業といった労働集約型産業が主だった。賃金水準が上昇して国際競争力を失い、電子工業など技術集約型の先端技術産業に転換した。

分かったという気もなかなか起こらず、とりあえず出来なかったということだけメモしておくことにしました。それでも東アジアの工業は好きであったりして、とにかく続けるだけですね。

  • 2025.09.13 08:25
  • あずきバー

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