ブログ
2026.02.05
2528
2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第44〜51回の分をこちらに投稿してください。
コメント
コメント偶数にしておきます
まだ直前まで投稿は受付ていますので、第51回まで時間があれば解いてみてくださいね。
- 2026.02.21 14:16
- たつじん
いよいよ本番ですね(^^)
万全のコンディションで受験し、自己成長の実現に結びつけてください!
- 2026.02.21 12:02
- たつじん
一本さんこんにちは。では添削いたします。
>第46 回
2022年度 第3問
設問A
(1)高燥な台地上には森林や住宅が、低湿な沖積低地には水田が立地。
上手な回答ですね。「台地」や「低地」について「高燥」や「低湿」と形容表現を加えている点が効果的です。
>(2)通信販売の普及で都市圏中心に物流需要が増大。高速道路開通により都市圏に近接し用地を得やすいIC付近に物流センターが立地。
こちらもとてもいいですよ、東大特有の「60字=2トピック」が体現されています。前者で全体の傾向(需要拡大)、後者でより個別の事象(立地条件)を説明しています。これはなかなか思いつきにくい組み立てに思います。上手です。
>(4)高齢化社会と環境問題に対応するため、情報通信技術を活用して都市インフラを高度化し、企業や研究機関と産学協同で付加価値の高い先端産業の新規創業を支援して、持続可能な都市開発を進める。
こちらで十分に合格点は取れると思いますが、ちょっと気になる点がいくつかあるのですよ。一本さんもはっきりと理解して書いているのかな?と私は思ってしまうのです。
まず「都市インフラを高度化」というのはどういうことでしょうか?インフラの具体例としては道路や鉄道、上下水道などです。「道路を高度化」というのがよくわからないのですよね。送電網などのスマートグリッドのことを言っているのかもしれませんが、それならそれではっきりと書くべきです。「インフラ」はカタカナ言葉なので(?)現代的な印象を受ける言葉ですが、むしろ道路整備など古い時代からある考え方なのです。
さらに「持続可能な都市開発」も意味はわかるのですが、無理に「持続的」という言葉を使う必要もないかと。「持続可能」な「持続可能な開発」や「持続可能な農業」などに使う言葉ですよね。「環境保全」、「環境に配慮した」といった言い方に置き換えられると思います。その点、「持続可能な都市開発」は「環境に配慮した都市開発」ということになり、意味は十分に通じるのですが、しかし本問において必須の内容とも思いません。「将来に対する展望」ではなく「今行われている内容」を書いた方がベターかと思いますよ。
「情報通信技術を用いたスマートグリッドを進め太陽光発電などの開発を進める。企業や研究機関を誘致し産学協同による事業の新規創業を進める。高齢化社会に対応しバリアフリー化などを進める。」
どうでしょうか?一本さんの内容はちょっと漠然としすぎているのですよ。理由は言葉の定義があいまいで抽象的な話になってしまっているのです。徹底的に「具体的な話」を取り上げてみてはどうでしょうか。それこそが「求められている回答」ですよ。
「スマートグリッド」については調べておいてくださいね。供給が不安定である再生可能エネルギーにより発電の短所を補うものになっています。太陽光や風力、バイオ発電などを組み合わせ、さらに余剰電力をEVカーの充電に用いたりします。
>設問B
(2)高付加価値であり、鮮度を維持して消費地市場へ輸送可能なため。
こちらもいいですね。シンプルに「価格が高く」で良かったと思いますよ。付加価値とは文字通り価値が加えられることです。つまり「加工」されるということなのですよ。鉄鉱石を鉄鋼に加工するので、鉄鋼は鉄鉱石より価値が高くなります。布から衣服が作られるので、衣服は布よりも価値が高くなります。部品を組み立て製品が完成するので、製品は部品より価値が高くなります。ブルーベリーはそのものが価格が高いものであり、「加工」という過程は経ていませんよね。価値が付加されているわけではありません。
>(3)高度経済成長期に国民所得が増加し果物需要が増大して作付面積が拡大。その後、過剰生産や安価な外国産オレンジの輸入自由化政策により価格が下落し、価格維持の必要から生産調整が行われた。
こちらはいいですね。時系列に沿って説明されています。
>(4)アジア諸国の経済成長や台湾のWTO加盟により、温暖でりんご栽培に不適な地域でも果物需要が増大し日本産りんごの輸出が増加。
これはさすがにちょっと難しいですよね。私もりんご輸出が増えているとは知りませんでした。ほんば で出題されたとしても何とか無難な回答をし、部分点を狙ってください。
>たつじん先生、いつも添削ありがとうございます。
ご報告遅れましたが、無事に第一段階選抜を通過し東京大学文科の2次試験へ進むことができました。
2次試験まであとわずかですが、ここまで培ってきたことを本番でも発揮できるよう頑張ります。
そうでしたか、私は全く心配していませんでしたよ(笑)それよりも勉強が受験偏重となり、本来の目的(知的好奇心を満たし、自己向上を達成する)ことに結びつかなくなることを懸念していました。一本さんの場合はそういったことは無さそうですね。受験はあくまで一つの過程です。大学でこそ「学び」の本質が開花するのです。
>2次試験終了後にまたご挨拶させて頂きますが、この1年間たつじん先生に毎週添削して頂き、大変お世話になりましたことを心から感謝しております。
1年間、本当にありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。添削は私の趣味みたいなものですから(笑)むしろ忙しい時はちょっと添削が後回しになってしまい迷惑をかけたかと思います。それも含め長くお付き合いいただいたことを本当に感謝しています。
先にも言いましたが受験は一つのステップに過ぎません。単なる「門」です。門の向こうにある本当の学問そして自己解放を目指し、日々を積み上げてくださいね。
- 2026.02.21 12:01
- たつじん
途中なので奇数にしておきますね。
- 2026.02.20 03:32
- たつじん
第45回一本
一本さんこんにちは。では添削いたします。
>第45 回
>2022年 第2問
>設問A
(1)ア州は地価や生活費の高騰により産業立地、人口流入が鈍化。イ州は先端技術産業の発達で雇用機会が増大し高い人口流入を維持。
いいですね。最新の動向です。カリフォルニア州では生活費や家賃の高騰が問題になっていますよね。イのニューメキシコ州はそもそもヒスパニックの流入が顕著な州ですが、それに加えシリコンデザートのフェニックスでの雇用機会が増えています。
>(2)産業が農業中心のウでは若年層が他州都市部の雇用を求めて流出。温暖なエは他州から退職後の高齢者が良好な住環境を求めて流入。
こちらもいいですね。フロリダ州における高齢者の割合の高さは重要かと思います。人口増加率が高いのに、老年人口割合も高いという例外的な地域です。
>(3)失業率増大による治安悪化。税収減によるインナーシティ化。
「インナーシティ」とは「都心部」という意味ですよね?
先進国の旧市街がスラム化することを「都心部でみられる問題」として「インナーシティ問題」と呼称します。「旧市街地のスラム化」など?
他問題の「インフラ」でもそうだったのですが、カタカナ言葉の捉え方にが雑になっているところがあるようです。そもそも「インナーシティ=都心部」と直訳することができるのですから分かりにくい言葉とは思いません。言葉の使い方に慎重になったら、現状の知識だけでも十分に対応できる点だと思いますよ。
>(4)近隣の社会主義国であるキューバから政治的亡命者が流入。
地理で「政治」が問われることは稀ですので、こういったメジャーな事例のみチェックしておけばいいでしょう。問題ありません。
>設問B
(2)自由貿易地区のマナウスでは外資導入後に輸出志向型工業が発展する他、熱帯雨林を切り開き鉱山開発や牧牛も拡大。サバナが広がるブラジル高原のセラードでは大豆栽培用の農地開発が進む。
いいですね。二つの地域の事例を別個に述べています。
>(3)南東部は工業化と産業集積が進む経済先進地域。イ地域は農業中心で大土地所有制によるプランテーションが残る開発途上地域。
こちらもいいでしょう。同じく2つの地域を別々に説明しています。
>(4)貧しい農村の余剰労働力が雇用の多い都市へ流入しスラムを形成。低所得層として行商やゴミ収集等のインフォーマルセクターに従事。
こちらのカタカナ言葉(インフォーマルセクター)の用い方は適切です。「非正規部門」ですよね。なぜわざわざ分かりにくいカタカナ言葉として教科書で取り上げているのかわかりませんが、覚えておいて損はない言葉です。
他の添削も現在進めているところです。月曜まで待っておいてくださいね。
- 2026.02.20 03:31
- たつじん
第45 回
2022年 第2問
設問A
(1)ア州は地価や生活費の高騰により産業立地、人口流入が鈍化。イ州は先端技術産業の発達で雇用機会が増大し高い人口流入を維持。
(2)産業が農業中心のウでは若年層が他州都市部の雇用を求めて流出。温暖なエは他州から退職後の高齢者が良好な住環境を求めて流入。
(3)失業率増大による治安悪化。税収減によるインナーシティ化。
(4)近隣の社会主義国であるキューバから政治的亡命者が流入。
設問B
(2)自由貿易地区のマナウスでは外資導入後に輸出志向型工業が発展する他、熱帯雨林を切り開き鉱山開発や牧牛も拡大。サバナが広がるブラジル高原のセラードでは大豆栽培用の農地開発が進む。
(3)南東部は工業化と産業集積が進む経済先進地域。イ地域は農業中心で大土地所有制によるプランテーションが残る開発途上地域。
(4)貧しい農村の余剰労働力が雇用の多い都市へ流入しスラムを形成。低所得層として行商やゴミ収集等のインフォーマルセクターに従事。
第46 回
2022年度 第3問
設問A
(1)高燥な台地上には森林や住宅が、低湿な沖積低地には水田が立地。
(2)通信販売の普及で都市圏中心に物流需要が増大。高速道路開通により都市圏に近接し用地を得やすいIC付近に物流センターが立地。
(4)高齢化社会と環境問題に対応するため、情報通信技術を活用して都市インフラを高度化し、企業や研究機関と産学協同で付加価値の高い先端産業の新規創業を支援して、持続可能な都市開発を進める。
設問B
(2)高付加価値であり、鮮度を維持して消費地市場へ輸送可能なため。
(3)高度経済成長期に国民所得が増加し果物需要が増大して作付面積が拡大。その後、過剰生産や安価な外国産オレンジの輸入自由化政策により価格が下落し、価格維持の必要から生産調整が行われた。
(4)アジア諸国の経済成長や台湾のWTO加盟により、温暖でりんご栽培に不適な地域でも果物需要が増大し日本産りんごの輸出が増加。
たつじん先生、いつも添削ありがとうございます。
ご報告遅れましたが、無事に第一段階選抜を通過し東京大学文科の2次試験へ進むことができました。
2次試験まであとわずかですが、ここまで培ってきたことを本番でも発揮できるよう頑張ります。
2次試験終了後にまたご挨拶させて頂きますが、この1年間たつじん先生に毎週添削して頂き、大変お世話になりましたことを心から感謝しております。
1年間、本当にありがとうございました。
- 2026.02.15 14:37
- 東大一本
- 2527
- main
- 2529