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2020.08.10
投稿フォーム156
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コメント
>東大 2017年度 第1問A(5)
>小笠原諸島では太平洋高気圧の影響を受けるため降水量が少ないが、南西諸島では低気圧や台風の影響で降水量が非常に多いから。
いいですね。問題そのものがとても面白いと思います。「亜熱帯高圧帯(中緯度高圧帯)=太平洋高気圧=小笠原気団」ですからね。夏に太平洋上に発達する小笠原気団は太平洋高気圧の一部で、これは地球レベルでみれば亜熱帯高圧帯に含まれます。「小笠原気団」と書いても問題なかったとは思いますが、小笠原気団については「湿潤・温暖」な気団であり、梅雨の原因になる(これが北上することでオホーツク気団との境界に前線を生じる)ことから、むしろ湿潤な気候の原因として語られることが多いですからね。「太平洋高気圧」とした方がベターでしたね。
中緯度一帯は全体として亜熱帯高圧帯が形成されることで気圧は高いのですが、とくに7月(北半球の夏ですね)は比熱の関係でとくに海洋上で気圧が高くなります(海上の空気の方が大陸上の空気より低温ですので)。大洋上に位置する小笠原諸島においてより高気圧の影響が強いことも納得できるのではないでしょうか。
一方で南西諸島は台風の進路に当たり、降水量が多くなりますね。台風は熱帯低気圧のとくに勢力が強いもので、低気圧の一種です。「低気圧や台風」という書き方は間違いではないのですが、ちょっと意味が重なっているような印象もありますね。低気圧を、春先に発達する「移動性低気圧」とするか、あるいは梅雨前線や秋雨前線など「前線」の影響を書き加えるとさらにベターだったかも知れません。
基礎的な知識を重ねて理論的に解答させるという、いかにも東大らしい問題だったと思います。問題のセレクトも勉強の一部です。さらにいろいろな問題にチャレンジしていきましょう。
- 2020.08.15 09:17
- たつじん
東京大学2009年度第3問設問
A(1)順に、医療業、食料品製造業、輸送用機械器具製造業、情報サービス業、宿泊業
(2)少子高齢化によって、肉体労働を用する総合工事業に従事する若者が減り、高齢者数の増加で社会福祉の需要が増えたため。
B B県は年齢構成において、高齢者の割合が上昇し、公共サービスの需要が増大した。だが、税収が少なく財政が圧迫されたため、市町村合併によって財政基盤を強化したため。
C(1)順に、郊外、都心、中間
(2)都心では生産年齢人口は減少した後住宅供給の増加により増加。老年人口割合も停滞状態から増加へ転じた。郊外では生産年齢人口は住宅開発の進展で増加。老年人口割合は高齢化に伴い著しく増加。
- 2020.08.12 17:12
- 万物は流転する
東大 2017年度 第1問A(5)
小笠原諸島では太平洋高気圧の影響を受けるため降水量が少ないが、南西諸島では低気圧や台風の影響で降水量が非常に多いから。
- 2020.08.12 17:01
- K.K
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