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2024.12.06
1886
2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第40回の分をこちらに投稿してください。
コメント
ドゥーチェさんこんにちは。では添削いたします。
>‘15 第3問
>設問A
(2)
Aは町工場での労働集約的な軽工業が盛んだったが、公害深刻化や産業構造転換で工場が移転。雇用が減り労働者流出。(54字)
いいですね。構成がうまいですよ。1つ目の文と二つめの文で時期が違い、時系列に沿って説明できています。また最初の文の中で「公害深刻化や産業構造転換」など理由をしっかり説明できている点もいいと思います。
都心部のCは地価高騰や住環境悪化で住宅地がオフィス街化。郊外へ人口流出。(36字)
さらにこちらもいいですね。AとCをそれぞれ独立した回答としています。
>(3)
バブル崩壊後の地価下落で再開発進展。住宅供給増加で人口流入。(30字)
適切な回答です。よくある問題とは思いますが、だからこそ「定型文」の回答として乗り切りましょう。
>設問C
>(1)
大阪市は名古屋市より面積が小さく中枢管理機能も集積。(26字)
住宅地開発が郊外にも及び都市圏・通勤圏が拡大。都心部へ労働力を供給。(34字)
この問題は難しいですよね。キーワードをうまく配置して書かれていますね。合格圏です。
>(2)
バブル経済期は都心部の地価高騰で、通勤可能な範囲の遠距離帯での宅地開発進展。人口流入、通勤者増加。(49字)
バブル崩壊後は団塊世代の退職や、その子世代の独立による都心部への転居で通勤者減少。(41字)
なるほど、「通勤可能な範囲の遠距離」という言い方はとても工夫されていますね。意図がよくわかります。「その子世代の独立による都心部への転居」も上手です。ドゥーチェさんは、短く端的に言い切ることを心がけており、それがとても効果的に思います。
>質問】
設問Aの図3-1に登場する「区A」に関して、これは共通テスト2021地理B本試験第3問問4における地点Bと同じ性格ということでしょうか。(先日、偶然にも共通テストのその問題を解いて気になりました)
なるほど、おもしろい観点ですね。たしかに「都心部のやや外側に近いエリア」であり、むしろ住宅地として「郊外」的な特徴を有しているところですね。行動経済成長期の初期までに住宅地開発が終わり、その後は人口の極端な増減はみられません。現在はむしろ旧市街として衰退が懸念されているところかも知れませんね。ドゥーチェさんの住む街にもこういった地区はあるかも知れませんね。
次回も期待しています。
- 2025.02.13 12:15
- たつじん
‘15 第3問
設問A
(2)
Aは町工場での労働集約的な軽工業が盛んだったが、公害深刻化や産業構造転換で工場が移転。雇用が減り労働者流出。(54字)
都心部のCは地価高騰や住環境悪化で住宅地がオフィス街化。郊外へ人口流出。(36字)
(3)
バブル崩壊後の地価下落で再開発進展。住宅供給増加で人口流入。(30字)
設問C
(1)
大阪市は名古屋市より面積が小さく中枢管理機能も集積。(26字)
住宅地開発が郊外にも及び都市圏・通勤圏が拡大。都心部へ労働力を供給。(34字)
(2)
バブル経済期は都心部の地価高騰で、通勤可能な範囲の遠距離帯での宅地開発進展。人口流入、通勤者増加。(49字)
バブル崩壊後は団塊世代の退職や、その子世代の独立による都心部への転居で通勤者減少。(41字)
【質問】
設問Aの図3−1に登場する「区A」に関して、これは共通テスト2021地理B本試験第3問問4における地点Bと同じ性格ということでしょうか。(先日、偶然にも共通テストのその問題を解いて気になりました)
今週もよろしくお願いいたします。
- 2024.12.12 14:48
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