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2025.01.03
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2024年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第44回の分をこちらに投稿してください。
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かるがもさんこんにちは。では添削いたします。
>第43回 2023年第2問
>設問A
>(1)アーベトナム、イー韓国、ウーチリ
>(2)先進国の健康志向、新興国の食生活の多様化で魚介類の需要が増大。
水産業の低迷や乱獲を防ぐための漁業規制が行われている。
いいですね。「先進国」と「新興国」についてそれぞれの状況を並列させています。
後半の文では「漁業規制」という言葉はこのように使うのがベストですよね。適切です。
>(3)Aーコイ、湖沼、Bーエビ、マングローブ林、Cーサケ、フィヨルド
>(4)飼料や薬品が原因で水質汚濁が生じ生態系に悪影響を及ぼす。そのため稚魚から育てて資源量を増やす栽培漁業が行われている。
こちらもオーソドックスな内容ですね。定番とも言える問題です。合格圏ですよ。
>設問B
(1)生産責任制の導入によって農民の生産意欲が向上した。
いいですね。これも定番の内容です。
>(2)社会主義経済から市場経済に転換し、農業補助金削減が行われた。農家は肥料の購入が困難になり、生産量が減少した。
これは書きようがないですよね(苦笑)ハンガリーの事情などわかりませんし。適当に「それっぽく」書けば十分な問題だと思いますし、かるがもさんの回答も十分に合格圏の内容になっていますよ。
>(3)肉類消費の拡大で飼料作物の輸入が増加し、穀物自給率が低下した。食糧安全保障の観点から小麦の生産を主導した。
これも今ひとつ納得がいかない問題ですよね。とりあえず問題の意図に沿って、それなりの回答を書くしかないように思います。その点かるがもさんの回答は、(2)と同様に上手に書けていると思います。とてもいいですよ。
>感想:B(2)ハンガリーのことは受験生は知らない前提でも、キーワードから連想して答えを導けるように問題が作られていることが動画解説でわかりました。
今回の問題は定番とも言える問題(養殖の弊害など)が登場している一方で、回答しにくい変わった問題も多かったように思います。そういった特殊な事例については当然知識はありませんから(私も全くわかりません)、あくまで「一般論」として当たり前の内容を記述するに留めた方が無難になりますよね。今年の入試でもこういった不明瞭な問題が問われるケースは当然あるでしょう。その際に「キーワードから連想する」ことは重要なテクニックとなります。当たり前の内容を一般論として書く意識も持っておきましょうね。
次回も期待しています。
- 2025.02.12 11:25
- たつじん
第43回 2023年第2問
設問A
(1)アーベトナム、イー韓国、ウーチリ
(2)先進国の健康志向、新興国の食生活の多様化で魚介類の需要が増大。
水産業の低迷や乱獲を防ぐための漁業規制が行われている。
(3)Aーコイ、湖沼、Bーエビ、マングローブ林、Cーサケ、フィヨルド
(4)飼料や薬品が原因で水質汚濁が生じ生態系に悪影響を及ぼす。そのため稚魚から育てて資源量を増やす栽培漁業が行われている。
設問B
(1)生産責任制の導入によって農民の生産意欲が向上した。
(2)社会主義経済から市場経済に転換し、農業補助金削減が行われた。農家は肥料の購入が困難になり、生産量が減少した。
(3)肉類消費の拡大で飼料作物の輸入が増加し、穀物自給率が低下した。食糧安全保障の観点から小麦の生産を主導した。
感想:B(2)ハンガリーのことは受験生は知らない前提でも、キーワードから連想して答えを導けるように問題が作られていることが動画解説でわかりました。
今回もよろしくお願いします。
- 2025.01.07 20:38
- かるがも
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