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2025.07.04
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2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第15回の分をこちらに投稿してください。
コメント
アボさんこんにちは。では添削いたします。
>2017年 第2問
A
(2)降水量が少ないが、外来河川であるナイル川を利用している。
いいですね。「外来河川」がキーワードですが、本問のように字数に余裕がある場合は固有名詞(ナイル川)も使うと得点が上がりますね。
>(3)ナイル川の水源があり、経済水準が低く乾季には十分な水資源の確保が難しい。安定供給のために上流にダム建設を進めている。
なるほど、とても工夫していますね。本問は2つの内容(自然、社会)についてそれぞれ答えることが求められているわけで、基本的にはそれぞれに1センテンスを分け与えればいいわけです(自然で1文、社会で1文)
ただアボさんの場合は最初の文で両者を述べてしまっています。「社会=経済水準が低く」、「自然=乾季」といったような形で。
本来はこういった形は適さないとは思うのですが、アボさんの場合は無理のない形に整理されていると思います。とくに不自然な感じはしませんでしたよ。こちらで十分な回答に思います。
>(4)食料自給率が低く、輸入量が多いため、穀物や家畜を生育する過程で消費された水資源も間接的に輸入しているという考え方。
こちらもとてもいいですね。字数に余裕がある場合は「バーチャルウォーター」のような用語を使うこともできたと思います。キーワードは得点になりやすいですからね。「カーボンニュートラル」も同じですが、本来ちょっと使いにくいはずのカタカナ言葉も自然に使ってみましょう。
>B
(2)急速な工業化で大気汚染物質を大量に排出する石炭の消費量が増大している。経済成長を優先し、環境対策が不十分である。
いいですね。2文を適切に組み合わせる問題です。東大特有ですね。
>Bの(3)をモンスーンと書いて見事に誤答しました。しっかりと幅広い知識をつけて問題の意図を適切に理解できるようにしたいです。
いえいえ、モンスーンと解釈するのはある意味正解とは思いますよ。理由としては「そもそもの細流物質がどうやって誕生したか」と「それがどうやって運ばれたか」の2点がありますものね。アボさんの場合は後者に注目してしまったということなのでしょう。現時点では十分な思考力といえます。
>新興国の環境対策が不十分であるという問題は非常に深刻ですね。
法律などの規制が進まないことや旧式の工場(中古車など)が多いことが理由ですね。環境サミットの際には「環境か開発か」というスローガンが出されました。すでに開発が終了している先進国が、これから開発の段階に入る途上国を批判するのはお門違いだという考え方です。これ、難しいですよね。途上国の「開発の権利」(つまり自然環境を破壊する権利とも言えます)を守ることにも一理あります。
>先進国では環境対策を過度に重要視するのが批判されたりするので難しい問題です。今週もよろしくお願いします。
まさにその通りです。例えば私の感覚で言えば「化石燃料の使用による二酸化炭素排出量の増加や枯渇の懸念」「使用済み核燃料の処理や原発事故の危険性」こそ大きなリスクと思うのですが、「地熱開発による観光業への圧迫」や「太陽光パネルの耐用年数の短さや廃棄」などの矮小な問題の方が大きくクローズアップされています。これこそ「環境対策を過度に重要視」した結果かと思っています。
東日本大震災の記憶(原発事故の記憶)が遠ざかっている現在だからこそ、我々はより深い視点に沿って改めて再考する必要があるのですね。
次回も期待しています。
- 2025.07.11 14:37
- たつじん
2017年 第2問
A
(2)降水量が少ないが、外来河川であるナイル川を利用している。
(3)ナイル川の水源があり、経済水準が低く乾季には十分な水資源の確保が難しい。安定供給のために上流にダム建設を進めている。
(4)食料自給率が低く、輸入量が多いため、穀物や家畜を生育する過程で消費された水資源も間接的に輸入しているという考え方。
B
(2)急速な工業化で大気汚染物質を大量に排出する石炭の消費量が増大している。経済成長を優先し、環境対策が不十分である。
Bの(3)をモンスーンと書いて見事に誤答しました。しっかりと幅広い知識をつけて問題の意図を適切に理解できるようにしたいです。新興国の環境対策が不十分であるという問題は非常に深刻ですね。先進国では環境対策を過度に重要視するのが批判されたりするので難しい問題です。今週もよろしくお願いします。
- 2025.07.08 19:18
- アボガド浪
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