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2025.07.24

2215

  2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第18回の分をこちらに投稿してください。

ハンドルネームは毎回固定にしてください。金曜日にお題発表し、翌週の木曜までに解答を投稿してください。夜は21時までを厳守です(21時を過ぎた分については添削しません)。遅くなってしまう場合は翌日の朝5時以降に投稿してください。
人数が増えるかもしれないので添削は簡易になります。ご了解ください。その代わり、みなさんの質問には答えますので、解答の後に「質問」がある場合はそれを添えてください。
対象は東大志望生以外でも構いません(ただし論述が問われる大学に限る)。東大以外の場合は志望校も書いておいてくださいね。参加資格は「最後まで投稿を継続すること」、この一点です。勉強を積み重ねていきましょう。
なお私はコメント数が奇数か偶数かで未回答・回答済みを確認しています。みなさんの投稿が終わった段階でコメント数が奇数になるようにしてください。基本的には1つの投稿だけになると思いますのでコメント数は「1」になるはずです。万が一、投稿を2回してしまった場合には(その場合にはコメント数は「2」となりますが)空コメントを一つ投稿し「3」としておいてください。「2」のままだと「回答済み」と勘違いしてしまうことになります。お手数ですがご注意くださいませ。

コメント


>設問A
>(2)地軸の傾きにより、極地は年間の日射量の差が大きく、熱帯は季節間の日射量の差は小さく、昼夜間の差が大きいため。

>さて質問です。(2)では極地方では季節という概念が薄いと思い、「季節間」という言葉を用いずに「年間」という言葉を用いました。また、「受熱量」ということばを用いると「太陽からの」という語を補わないといけないと思い、「日射量」という言葉を用いたのですが、両者は実際のところ許容されるのでしょうか?

質問ありがとうございます。両者とも全く問題ありませんよ。仰せの通り「受熱量」のみではたしかに「太陽からの」という意味が薄れているようにも思います。逆に「日射量」ですと熱量(エネルギー)の意味合いは薄れますが、こちらはどちらととっても一長一短ですね。字数制限がある以上、いずれの表現でも許容とするべきでしょう。

ここからは個人的な見解ですが「季節間」は「季節と季節の間」という意味ですよね?では「年間」は「年と年の間」という意味になってしまうでしょうか?ちょっとわかりにくいなと思いました。

私なら「季節ごとの」であったり「年間を通じて」という書き方にするかと思いますよ。

さらに言えば、上野さんの文章を解体してみると、こうなりますよね。

(1)地軸の傾きにより、極地は年間の日射量の差が大きい。
(2)地軸の傾きにより、熱帯は季節間の日射量の差は小さい。
(3)地軸の傾きにより、昼夜間の差が大きいため。

(1)と(2)はわかるのですが、(3)は地軸の傾きは関係ないのでは?低緯度地域で気温日較差が大きくなるのは降水量の多さが原因です。蒸発時に気化熱を奪い、さらに夜間は雲ないため熱が上空に逃げ、放射冷却によって気温が下がります。

ここは「日較差」には触れなくてよかったのでは?

まず「答えとなる理由」を書きます。その後にそれぞれの事例をつなげます。

地軸の傾き。極地域は季節ごとの太陽からの受熱量が大きく異なる。低緯度地域は年間を通じて受熱量が変化しない。

こういう書き方で良かったのではないかと思いますよ。参考にしてくださいね。

>設問B
(3)盆地状の地形で、汚染物質が滞留。また高原状であり不完全燃焼を起こしやすいため光化学スモッグなどの大気汚染が発生。

書くべきことがたくさんあるなかでいかに短い制限字数内に文章を詰め込むのか難しい問題でしたね。とてもいい回答に思いますよ。

>(4)モントリオールのあるケベック州は英語話者が多いカナダの中でフランス語話者、カトリックが多く、バルセロナのあるカタルーニャ州ではスペイン語ではない独自のラテン系言語話者が多い。

こちらも先ほどの問題と似ていますね。やはり字数制限が短いことがカギになっています。固有名詞も文字数を多く消費してしまい書きにくかったと思います。こういった問題に対応するスキルをさらに磨いていきましょう。

A(2)では一気に書くことによって因果関係の乱れが生じてしまっているようですが、一方でB(3)(4)は短いセンテンスでキーワードを詰め込んでいます。「箇条書き」スタイルですよね。後者の方が東大論述では一般的な回答形式かと思いますよ。いろいろな形を試してみてくださいね。

日曜に提出するというパターンを大切にしてください。次回も期待しています。

  • 2025.07.27 13:40
  • たつじん

設問A
(2)地軸の傾きにより、極地は年間の日射量の差が大きく、熱帯は季節間の日射量の差は小さく、昼夜間の差が大きいため。
設問B
(3)盆地状の地形で、汚染物質が滞留。また高原状であり不完全燃焼を起こしやすいため光化学スモッグなどの大気汚染が発生。
(4)モントリオールのあるケベック州は英語話者が多いカナダの中でフランス語話者、カトリックが多く、バルセロナのあるカタルーニャ州ではスペイン語ではない独自のラテン系言語話者が多い。

たつじん先生、よろしくお願いします。今まではたつじんオープン添削を後回しにしてしまい、ギリギリになって焦って投稿するか逃してしまうことが多かったのですがこれではだめだと思ったので、土日の最優先事項にし、丁寧に調べて覚えて答案をつくり、じっくり取り組むことにします!

さて質問です。(2)では極地方では季節という概念が薄いと思い、「季節間」という言葉を用いずに「年間」という言葉を用いました。また、「受熱量」ということばを用いると「太陽からの」という語を補わないといけないと思い、「日射量」という言葉を用いたのですが、両者は実際のところ許容されるのでしょうか?

  • 2025.07.27 10:24
  • 上野柊吾

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