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2025.08.16

2260

 2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第20回の分をこちらに投稿してください。

ハンドルネームは毎回固定にしてください。金曜日にお題発表し、翌週の木曜までに解答を投稿してください。夜は21時までを厳守です(21時を過ぎた分については添削しません)。遅くなってしまう場合は翌日の朝5時以降に投稿してください。
人数が増えるかもしれないので添削は簡易になります。ご了解ください。その代わり、みなさんの質問には答えますので、解答の後に「質問」がある場合はそれを添えてください。
対象は東大志望生以外でも構いません(ただし論述が問われる大学に限る)。東大以外の場合は志望校も書いておいてくださいね。参加資格は「最後まで投稿を継続すること」、この一点です。勉強を積み重ねていきましょう。
なお私はコメント数が奇数か偶数かで未回答・回答済みを確認しています。みなさんの投稿が終わった段階でコメント数が奇数になるようにしてください。基本的には1つの投稿だけになると思いますのでコメント数は「1」になるはずです。万が一、投稿を2回してしまった場合には(その場合にはコメント数は「2」となりますが)空コメントを一つ投稿し「3」としておいてください。「2」のままだと「回答済み」と勘違いしてしまうことになります。お手数ですがご注意くださいませ。

コメント


トヤマさんこんにちは。では添削いたします。

>A
(1)
化石燃料の消費による排出増加。
森林伐採による炭素固定量減少。

そう、これでいいんですよ。文章を書こうとする意識を捨て、「報告書」や「会議資料」をつくるイメージで。箇条書きで要綱のみを書き並べるのです。

>(2)
夏に光合成によって減少が優位になる。冬には北半球で暖房の使用が増え、光合成が行われにくくなるため増加が優位になる。

なるほど、分かりきっていることとして「二酸化炭素」という言葉を外しているのですね。もちろんこれでも構いませんが、できれば「二酸化炭素」あるいは「CO2」という言葉は欲しかったような気がします。もうちょっと工夫できたかな。

>(3)
Aは環境負荷の大きいエネルギーを使用し続け気温が上昇すること、Dは再生可能エネルギーを推進し、化学吸着や植林による炭素固定に取り組むことで、気温上昇を抑えらることを予測するもの。

こちらもいいですね。これ、変な問題でしたよね(笑)。何を書いていいか迷ったと思います。とりあえず「間違いのない」形で文章が組み立てられています。とてもいいと思います。いかなる問題にも「それなりに」対応できる力を養いましょう。満点を取る必要はそもそもありませんもんね。

>B
(2)
東風の貿易風に流され、緯度25°付近から偏西風の影響を受ける。

風の影響がしっかり述べられています。問題ありません。

>(3)
西側には寒流、東側に弱い暖流があり、海面温が比較的低い。

こちらも書きにくかった問題だと思います。こちらで十分ですよ。

>(4)
地球温暖化による海面上昇で高潮の懸念増加。人口増加による災害リスクの高い海岸や斜面での居住者増加。

いいですね。こちらの問題は今回のメインでした。一つの事象について、異なる二つの側面(自然的要因と人為的要因)からアプローチしています。こういったマルチ視点による書き方は東大の基本ですので、ぜひマスターしましょうね。

>おはようございます。
長期休暇に今までの添削の復習をしていたのですが、日本の地理で正しく回答できないことが多いなと感じました。日本地理の対策は中学地理の問題集をすべきだとおっしゃっていましたがおすすめのものがあれば教えていただきたいです。

いえいえ、お勧めはありませんよ(笑)そもそも私は参考書や問題集については基本的にお勧めはしていません。なんでも自分で好きなものを選んで解いてみたらいいのですよ。自分で教材を選ぶことも勉強の一つです。

「お勧め」となる教材には二つの条件があります。一つは「テストの内容を反映しているかどうか」という傾向に関する条件であり、一つは「理解の範囲を超えていないかどうか」という難易度に関する条件です。中学地理の問題集の場合、そのいずれかの条件も間違いなく満たしているわけです。中学地理の知識は大学入試でダイレクトに必要となるものですし、また高校レベルの知性があれば中学教材をみて「意味がわからない」と困惑することもありません。

「自分で考える」ことで自分に足りないところを補いましょう(というか、私はこれも本来不要だと思っています。苦手を埋めるのではなく得意なところを伸ばす方が全体の成績は向上します)。次回も期待しています。

  • 2025.08.19 14:15
  • たつじん

A
(1)
化石燃料の消費による排出増加。
森林伐採による炭素固定量減少。
(2)
夏に光合成によって減少が優位になる。冬には北半球で暖房の使用が増え、光合成が行われにくくなるため増加が優位になる。
(3)
Aは環境負荷の大きいエネルギーを使用し続け気温が上昇すること、Dは再生可能エネルギーを推進し、化学吸着や植林による炭素固定に取り組むことで、気温上昇を抑えらることを予測するもの。
B
(2)
東風の貿易風に流され、緯度25°付近から偏西風の影響を受ける。
(3)
西側には寒流、東側に弱い暖流があり、海面温が比較的低い。
(4)
地球温暖化による海面上昇で高潮の懸念増加。人口増加による災害リスクの高い海岸や斜面での居住者増加。



おはようございます。
長期休暇に今までの添削の復習をしていたのですが、日本の地理で正しく回答できないことが多いなと感じました。日本地理の対策は中学地理の問題集をすべきだとおっしゃっていましたがおすすめのものがあれば教えていただきたいです。

今週も添削よろしくお願いします。

  • 2025.08.17 09:14
  • toyama

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