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2025.09.11
2318
2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第25回の分をこちらに投稿してください。
コメント
一本さんこんにちは。では添削いたします。
>2010年度 第2問
設問A
(2)両国ともに総数が少なく、フィリピンは日本在留者が多く親族訪問比率が高い。インドはIT産業の発達で商用目的比率が高い。(58字)
なるほど、うまくまとめていますね。フィリピンについては「日本在留者」であり、インドは「IT産業(ICT産業)」をキーワードにしていますね。
>(3)東京:買物や娯楽施設などが目的の都市型観光が盛ん。北海道:自国と異なる気候・自然が楽しめ、ウィンタースポーツも盛ん。(58字)
とても上手ですね。一本さんは安定感があります。安心して読める文章になっています。このように最初に答え(都道府県名)を挙げ、その後に具体的な説明を加える組み立てはとてもいいと思いますよ。
>(4)所得水準の差から日本での滞在費に割高感がある。日本からイへの商用訪問が盛んな一方、イから日本への就労には規制が強い。(58字)
イからの入国の少なさについては「就労」に限定せず、観光も含めた入国全般を対象にするべきでしょうね。「イからの観光は規制が厳しい」という形にしたほうがベターだったでしょう。
>設問B
(2)ソウル。首都機能や政府機関の他地域への分散を推進。地方での交通網整備と工業開発を進め一極集中を緩和し、地域間格差を是正。(59字)
こちらは3行制限でしたね。内容的にはこちらで問題ありませんが、全体の構成を考え、より内容を膨らませて欲しかったところです。
>(3)従来は低賃金労働力を背景に軽工業など労働集約型工業が発達。近年は経済成長に伴う賃金の上昇で国際競争力が低下し、蓄積した資本と技術を背景に先端技術産業など技術集約型工業へと転換。(88字)
いいですね。問題ありません。「賃金の上昇」→「国際競争力の低下」という理論の組み立ては頻出ですので、ぜひ覚えておきましょう。
次回も期待しています。
- 2025.09.17 15:07
- たつじん
2010年度 第2問
設問A
(2)両国ともに総数が少なく、フィリピンは日本在留者が多く親族訪問比率が高い。インドはIT産業の発達で商用目的比率が高い。(58字)
(3)東京:買物や娯楽施設などが目的の都市型観光が盛ん。北海道:自国と異なる気候・自然が楽しめ、ウィンタースポーツも盛ん。(58字)
(4)所得水準の差から日本での滞在費に割高感がある。日本からイへの商用訪問が盛んな一方、イから日本への就労には規制が強い。(58字)
設問B
(2)ソウル。首都機能や政府機関の他地域への分散を推進。地方での交通網整備と工業開発を進め一極集中を緩和し、地域間格差を是正。(59字)
(3)従来は低賃金労働力を背景に軽工業など労働集約型工業が発達。近年は経済成長に伴う賃金の上昇で国際競争力が低下し、蓄積した資本と技術を背景に先端技術産業など技術集約型工業へと転換。(88字)
たつじん先生、今週もお題をありがとうございます。
- 2025.09.14 12:19
- 東大一本
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