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2025.09.25
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2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第27回の分をこちらに投稿してください。
コメント
めぐこさんこんにちは。では添削いたします。
>2019 第3問 設問A
A(1)情報通信業や大学・企業の研究機関が東京に集中しているため、高度人材が東京に集まり地方との産業・経済に格差が生じる。
いいですね。本問は「高度人材」がポイントかと思います。ICT産業が中心となる現代社会において今後出題率が増えるジャンルかと思います。例えば移民問題について「高度人材を積極的に受け入れる」など。
>(2)若年層の人口流出に加え高齢化も進んでいる。製造業が乏しいため労働世代の雇用先が少なく、医療等産業に就業している。
なるほど、構成の点においていわゆる模範回答とは違った形ですが、とくに問題ないかも知れませんね。本来なら前半の文章で「製造業」について述べ、後半で「医療など」について触れることがオーソドックスな組み立てです。多様な構成パターンを意識してみてください。
「過疎化と高齢化が進み医療や福祉サービスを必要とする人口割合が高い。製造業など他の基幹産業の発達や工業化に遅れる。」
こちらは他のかたの回答ですが、めぐこさんの回答と構成の違いがあることを観察してみてください。さまざまな構成パターンを使いこなすことが論述力を高めることにつながります。
>(3)復興需要で建設業、原発事故に関連する専門技術業や医療業も増加。風評被害や交通網・工場の損壊でサービス業や製造業は減少。
>(3)は原発事故の関連業種は書くか迷ったのですが、字数が余ったのでいれてみました。
こちら、とてもいいと思いますよ。論述問題は「形」に嵌めることも大切ですが、オリジナルの内容を含め自分のパーソナリティを表現することも大切かと思います。こちらをメインにすることはありませんが、こちらのように字数に余裕がある時はオリジナルティのある文章で自分の個性を伝えてください。
>(4)大都市圏からの距離があるため製造業は未発達。公共事業が多く建設業が多い。豊かな自然を生かした観光サービス業も多い。
いいですね。「製造業が未発達」であることについて「大都市圏からの距離がある」という理由づけをしています。他にも「結果←理由」の組み合わせがみられます。因果関係がみえることはとてもいいと思いますよ。
>たつじん先生いつもありがとうございます。
設問Bも書いたのですが推敲が間に合わなくAだけ提出します。
とくに問題ありません。焦って雑に片付けるよりひとつひとつ丁寧に回答を作った方がいいですよね。
次回も期待しています。
- 2025.10.07 15:13
- たつじん
2019 第3問 設問A
A(1)情報通信業や大学・企業の研究機関が東京に集中しているため、高度人材が東京に集まり地方との産業・経済に格差が生じる。
(2)若年層の人口流出に加え高齢化も進んでいる。製造業が乏しいため労働世代の雇用先が少なく、医療等産業に就業している。
(3)復興需要で建設業、原発事故に関連する専門技術業や医療業も増加。風評被害や交通網・工場の損壊でサービス業や製造業は減少。
(4)大都市圏からの距離があるため製造業は未発達。公共事業が多く建設業が多い。豊かな自然を生かした観光サービス業も多い。
たつじん先生いつもありがとうございます。
設問Bも書いたのですが推敲が間に合わなくAだけ提出します。
(3)は原発事故の関連業種は書くか迷ったのですが、字数が余ったのでいれてみました。
今週もよろしくお願いいたします。
- 2025.09.29 20:54
- めぐこ
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