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2025.10.23
2309
2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第31回の分をこちらに投稿してください。
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一本さんこんにちは。では添削いたします。
>1998年度 第1問
>設問A
>年中高温で、高日季は湿潤な季節風・貿易風の影響で雨季に、低日季は内陸からの乾いた季節風や中緯度高圧帯の影響で乾季となる。(60字)
悪くありませんが、前半については「貿易風」ではなく「熱帯収束帯」の方がよかったかな。本問はやや難しいところがあり、両地点について雨季乾季がある点は共通しているのですが、その理由が「気圧帯の移動」によるもの(熱帯収束帯と亜熱帯高圧帯)、「季節風」によるものと異なっていることにあるのです。使うべきキーワードが多く、それらの使い方に注意してくださいね。
>設問B
>aはメコン川流域の低平な沖積平野で家族経営中心に米の自給的集約的農業を行う。bはブラジル高原で大土地所有制に基づく大農園中心にさとうきび・コーヒー豆など商品作物の商業的農業を行う。(90字)
いいですね。とくに前半の文では農業に関するキーワード(家族経営、集約的など)が使われている点がいいですね。なお「自給的」も問題ないのですが、近年のベトナムでは米の輸出も増えてきていますので、一部に商業的な米の栽培が行われていることも知っておきましょう。
>設問C
>多雨による溶脱で土壌栄養分が流出し、地表に金属成分が集積して酸性化。高温により微生物活動が活発化し有機物の分解が早い。(59字)
こちらもいいですね。「溶脱」という言い方は便利なので覚えておくといいですね。ポドゾルの場合、「色素が溶脱されて」灰白色となりますね。
>設問D
>大河から農業・生活用水を得やすい。定期的な洪水により地表の有害物質が流されるとともに、上流から肥沃な土壌が供給される。(59字)
なるほど、一見すると前半と後半の文の長さのバランスが悪いかと思っていたのですが、後半の文は内容も濃くとても上手です。
次回も期待しています。
- 2025.10.29 16:00
- たつじん
1998年度 第1問
設問A
年中高温で、高日季は湿潤な季節風・貿易風の影響で雨季に、低日季は内陸からの乾いた季節風や中緯度高圧帯の影響で乾季となる。(60字)
設問B
aはメコン川流域の低平な沖積平野で家族経営中心に米の自給的集約的農業を行う。bはブラジル高原で大土地所有制に基づく大農園中心にさとうきび・コーヒー豆など商品作物の商業的農業を行う。(90字)
設問C
多雨による溶脱で土壌栄養分が流出し、地表に金属成分が集積して酸性化。高温により微生物活動が活発化し有機物の分解が早い。(59字)
設問D
大河から農業・生活用水を得やすい。定期的な洪水により地表の有害物質が流されるとともに、上流から肥沃な土壌が供給される。(59字)
たつじん先生、今週もお題をありがとうございます。
- 2025.10.28 11:16
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