ブログ

2025.11.06

2355

  2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第34回の分をこちらに投稿してください

ハンドルネームは毎回固定にしてください。金曜日にお題発表し、翌週の木曜までに解答を投稿してください。夜は21時までを厳守です(21時を過ぎた分については添削しません)。遅くなってしまう場合は翌日の朝5時以降に投稿してください。
人数が増えるかもしれないので添削は簡易になります。ご了解ください。その代わり、みなさんの質問には答えますので、解答の後に「質問」がある場合はそれを添えてください。
対象は東大志望生以外でも構いません(ただし論述が問われる大学に限る)。東大以外の場合は志望校も書いておいてくださいね。参加資格は「最後まで投稿を継続すること」、この一点です。勉強を積み重ねていきましょう。
なお私はコメント数が奇数か偶数かで未回答・回答済みを確認しています。みなさんの投稿が終わった段階でコメント数が奇数になるようにしてください。基本的には1つの投稿だけになると思いますのでコメント数は「1」になるはずです。万が一、投稿を2回してしまった場合には(その場合にはコメント数は「2」となりますが)空コメントを一つ投稿し「3」としておいてください。「2」のままだと「回答済み」と勘違いしてしまうことになります。お手数ですがご注意くださいませ。

コメント

あずきさんこんにちは。では添削いたします。

2010-1
(1) 半乾燥気候下の前者は灌漑用水の安定供給を目的とし、下流が寒冷な後者は融雪洪水の防止を目的とする。

字数に余裕があるのですから「利水」と「治水」というダムに必須のキーワードを入れて欲しかったかな?

「乾季と雨季がみられる前者は乾季の灌漑用水としての利水。流域が寒冷である高射は融雪洪水の防止を目的とする治水。」

とにかく「30字=1文」を徹底してみてくださいね。どうしても長文になると「流れて」しまうのです。短い文にすることでキーワードになる言葉を「詰め込む」という意識が強まります。上手な文章によって「薄く流れてしまう」のです。一つ一つ「引っ掛かり」をつくってキーワードで満たしてください。

>(2) 山地が高峻な中部・四国地方では侵食可能量が大きく侵食作用が強い一方、侵食の進行した中国地方では侵食作用が弱いこと。

なぜ「侵食可能量」が大きいかを答える問題なのでは?おそらくあずきさんの頭の中では理解しているのかもしれませんが、文章にそのことが表されていませんよ。

中部・四国・・・多雨、山岳が急峻
中国・・・少雨、山地の傾斜が緩やか

これをそのまま書いたらいいのです。理由だけ挙げればいいのです。結果である「侵食速度」について言及する必要はありません。

「中部・四国は多雨で山岳が急峻で河川流量が多く急流。中国は少雨で山地の傾斜が緩く河川隆昌が少なく流れも緩やか。」

さらにいえば中国地方で山地の傾斜が緩やかなのは「侵食が進行した」からではないかもしれませんよ?そもそも火山も少なく、そもそもの隆起量が小さかったとは思いませんか?本問では中国山地の傾斜のなだらかなことついては理由を述べることは求められていません。

>(3) 貯水力が低下するため、農業・工業・生活・発電用水といった水資源があまり取りだせなくなり、洪水防止機能も低下する。下流における土砂の供給減により海岸侵食が発生する。

「あまり取り出せなくなり」という表現はもっと工夫できたと思いますよ。

「貯水力が低下。各種用水としての利用が困難。」

たとえばこれだけでも十分ですよね?さらに洪水防止も述べるならこうなります。

「貯水力が低下。利水機能が低下し各種用水の利用が困難。洪水防ぐ治水機能も低下。」

あずきさんの今回の答案でいえば、「貯水力が低下するため、農業・工業・生活・発電用水といった水資源があまり取りだせなくなり、洪水防止機能も低下する」の文が長いのですよ。利水と治水を両方とも一つの文の中で言おうとしていますよね。無駄な部分(「取り出せなくなり」など。最後も「する」はカットして「防止」で十分ですよね)が増えてしまい、密度の低い回答になってしまっているのです。ちょっともったいないと思いますよ。もっともっと書き込めるはずです。

>(4) C。木々の葉や目の粗い腐葉土に水が浸透するために、森林は降水の流下をある時間とめおき、一定量ずつ河川に流す機能を、あたかもダムのようにもつこと。

どうなんでしょう?単なる雨ではなく「大量の降水」が生じていることを強調するべきなのですよ。

「森林は腐葉土を育て保水・貯水機能が大きい。豪雨の際も大量の水が地下に浸透する。少量ずつ下流側に流出し、急激な水量変化を防ぐ。ダムのような治水効果を有する。」

本問のコツは「時系列」に沿って書くことなのです。「雨が降る→地下に浸透する→少量ずつ下流側に流出」という時間の軸に従って説明するのです。長文問題は構成力が大切ですよね。適切な構成を考える際に「時系列」パターンは検討してみてください。便利ですよ。

>(5) 降雨時の治水に貢献する緑のダムに対し、白いダムは季節単位で、渇水の回避に貢献する。それは冬季の降雪が少雨の初夏に持ち越され、融雪水として流出し、農業・生活用水となるためである。

こちらもまずは問題にダイレクトに答えてみたら?問題文をしっかり読めば、主題は「白いダム」ではなく「積雪や氷河」だと思いますよ。これらがなぜ白いダムと呼ばれるのか、その機能に注目して説明することが必要です。

「積雪や氷河には渇水期の用水供給の役割がある。気温の上昇による融雪・融氷水が流出。水が不足する季節に農業・生活用水として利用」

最初の「降雨時の治水に貢献する緑のダムに対し、」という部分は個人的には不要と思うのですが、どうなんでしょう?たしかに問題文には「緑のダムと比較して」とありますが、すでに緑のダムは前の問題で説明しているのでここでは

例えば私ならば「渇水期」だけでなく「田植えの時期」など降水量が多くともさらに大量の水が必要な時期にこそ融雪水や融氷水の利用が進むことまで表現したいと思います。

字数に余裕があるからこそ、自分の「オリジナル」の考え方を示すことは有効に思いますよ。

今回はちょっと不調だったのでは?書き方を変えましたか?(時間が足りなかった?動画をあまり見ていなかった?)あずきさんならもっと書ける気がするなぁ。

とにかく「文章」を書くという意識を捨ててください。ひたすらキーワードを挙げるだけなのです。そしてもちろん「短文」で勝負してください。文章が上手い人ほど短い文で説明していますよ(私が文章力があるというわけではありませんが、たつじん先生の文章って一文が短いでしょ?)

まず「問題へのダイレクトな回答を書き切る」ことから始めてください。それからそれに対する説明(時系列に沿った説明、あるいは理由づけ、具体的な例の提示など)を加えていきましょう。シンプルな文章とシンプルな構成が肝要です。

次回も期待しています。

  • 2025.11.23 19:02
  • たつじん

2010-1
(1) 半乾燥気候下の前者は灌漑用水の安定供給を目的とし、下流が寒冷な後者は融雪洪水の防止を目的とする。
(2) 山地が高峻な中部・四国地方では侵食可能量が大きく侵食作用が強い一方、侵食の進行した中国地方では侵食作用が弱いこと。
(3) 貯水力が低下するため、農業・工業・生活・発電用水といった水資源があまり取りだせなくなり、洪水防止機能も低下する。下流における土砂の供給減により海岸侵食が発生する。
(4) C。木々の葉や目の粗い腐葉土に水が浸透するために、森林は降水の流下をある時間とめおき、一定量ずつ河川に流す機能を、あたかもダムのようにもつこと。
(5) 降雨時の治水に貢献する緑のダムに対し、白いダムは季節単位で、渇水の回避に貢献する。それは冬季の降雪が少雨の初夏に持ち越され、融雪水として流出し、農業・生活用水となるためである。

  • 2025.11.14 14:13
  • あずきバー

コメントフォーム

カレンダー

«11月»
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30       

ブログ内検索

フィード

スタディサプリスタディサプリ/たつじん地理

検索

ページの先頭へ