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2025.12.19
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2025年度たつじんオープン添削投稿フォームになります。第39回の分をこちらに投稿してください。
コメント
アボさんこんにちは。では添削いたします。
>2015年第3問
A
(2)Aは地価の高騰や公害の深刻化により工場が移転して雇用機会が減少し、人口が流出した。Cは中心業務機関が集約し、居住環境が悪化したことで地価が安く宅地開発が進んだ郊外へと流出した。
非常に濃い内容となっていますね。あぼさんの技術が十分に生かされた解答だと思います。「中心業務機能が集約し(集まり)」「宅地開発が進んだ郊外」などの表現が的確です。
>(3)バブル経済崩壊による地価下落で集合住宅等の再開発が進んだ。
いいですね。正確には「再開発による集合住宅の建設」でしょうが、字数的にこう書くしかないですよね(笑)
C
(1)大阪は中枢管理機能が集積しており、交通網の整備や住宅地開発の進展による都市圏の拡大によって通勤者が多く集まる。
これは名古屋との比較のニュアンスをちょっと含めて欲しかったかな。あぼさんの文章では「過去から現在にかけて都市圏が拡大した」という論になっていますが、そうではなく現時点で「大阪の方が名古屋より都市圏が大きい」ことを説明してほしいのですよ。
大阪は多くの中枢管理機能が集中し名古屋より都市圏の規模が大きい。一方で大阪市の面積は狭く、遠隔の市外からの通勤者が多い。
こういったことなのですよ。問われていることは「過去から現在への変化」ではなく(だからその要因である「交通網の整備や住宅地開発の進展」も不要です)、現状での都市圏の大きさなのです。
>(2)バブル経済によって通勤可能な距離帯の郊外に人口が多く流入し
た。バブル経済崩壊による都市中心部の地価の下落によって郊外へ
の流入者は減少した。団塊世代の退職によって通勤者が減少した。
書きにくかった問題かと思いますが、よくできていますよ。バブル経済(崩壊)に関する話題はよく問われると思いますので、この機会にまとめておきましょう。
>今回はやや抽象的な出題で思考力を要したものだったので
その見立ては当たっていますね。東大の先生にはおそらくこの分野を専門にされるかたがいて、理論や法則性の深いところまで問うてくる印象です。単なる教科書的な知識が問われるわけではありません。
とくに出題率が高いジャンルと思いますし、過去問に習熟し回答パターンを編み出しておいてくださいね。
>第三問で時間が厳しい中で闘うとなるとおそらく厄介な出題でした。
時間配分は大きな課題ですが、東大受験生の多くは「割り切って」解いているように思います。2つの大問はしっかり解いて、残る大問は簡単に部分点狙いという生徒が結局高得点を稼いでいる様です。アボさんもそれぐらいの開き直りがあっていいかも知れませんよ???
>素早く反応して解答することも意識しながらもじっくり復習して高いパフォーマンスを発揮できるように努めていきたいです。
その通りです。じっくり取り組む問題と簡単に済ませる問題を冒頭の5分ぐらいで判断し、大問ごとに「力の入れ方」を変えてしまっていいでしょう。もちろんその判断は難しいですが、こちらも過去問を多く解くなかで経験値をあげていくしかありませんよね。知識が重視されるが、その分だけ確実に得点しやすい自然地理。グラフの読解に時間がかかるが思考力で勝負できる都市論。統計を知らないと勝負にならないが、逆に統計を完璧にしたら得点源となる産業ジャンル。
次回も期待しています。
- 2026.01.04 17:11
- たつじん
2015年第3問
A
(2)Aは地価の高騰や公害の深刻化により工場が移転して雇用機会が減少し、人口が流出した。Cは中心業務機関が集約し、居住環境が
悪化したことで地価が安く宅地開発が進んだ郊外へと流出した。
(3)バブル経済崩壊による地価下落で集合住宅等の再開発が進んだ。
C
(1)大阪は中枢管理機能が集積しており、交通網の整備や住宅地開発の進展による都市圏の拡大によって通勤者が多く集まる。
(2)バブル経済によって通勤可能な距離帯の郊外に人口が多く流入し
た。バブル経済崩壊による都市中心部の地価の下落によって郊外へ
の流入者は減少した。団塊世代の退職によって通勤者が減少した。
今回はやや抽象的な出題で思考力を要したものだったので第三問で時間が厳しい中で闘うとなるとおそらく厄介な出題でした。素早く反応して解答することも意識しながらもじっくり復習して高いパフォーマンスを発揮できるように努めていきたいです。今週もよろしくお願いします。
- 2025.12.22 20:49
- アボガド浪
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