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2020.08.31

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コメント欄に、入試問題の大学名と年度、問題番号を書き、それに続けてあなたの解答をペーストしてください。こちらのフォームが他の投稿者によって既に使用されている場合は、他のフォーム(未使用)をご利用ください。投稿後、1週間を目処に添削回答いたします。もし1週間たっても回答がない場合、私が見落としている可能性がありますので、ツイッター(@ts914)にDMをいただけますでしょうか。早々に対応いたします。

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では添削いたします。

>2014年度第2問_179(世界のヒト・モノ・情報より)

>設問A
>(1)
>イギリスは世界で有数の先進国であり英語圏であるから商談目的の通話が多い。対して、プエルトリコはアメリカの自治領であるから移民が多く、家族や知人間の通話が多い。

とてもいいですね。復習の際には字数にも気をつけてくださいね。本問は60字制限という字数が実は難しいのです。イギリスとプエルトリコの2つを60字ですから、それぞれ30字になりますし、国名(地域名)だけでそれぞれ4字、6字を使ってしまいますからね。かなり苦しいですよ。

イギリスは英語圏で経済的な繋がりも強くビジネス目的の通話が多い。プエルトリコは米国の自治州であり家族知人間の通話が主。(59字)

こういった形でしゅうか。かなり字数的に厳しいですね。

>(2)
近年、インドはITの分野において目覚ましい発展を遂げている。また、インドとアメリカは対蹠に近いため、インターネットを利用することで24時間効率よく仕事をすることができるから。

同じ北半球に位置するインドとアメリカ合衆国で「対蹠」は不正確になりますね。この言葉は地球の中心点に対し、点対称の位置です。ここは「時差が約12時間」としておくといいでしょう。

他は問題ありません。こちらも今後は字数に気をつけてくださいね。

時差が約12時間であり24時間体制で業務が可能なことから米国からインドへとICT企業を中心に進出が進んでいる。(52字)

こういった形でしょうか。

>(3)
a・・・シンガポール→アイスランド
b・・・フランス→日本
c・・・日本→シンガポール
d・・・アイスランド→フランス

こちらは難しかったでしょうか。「人口1人あたりのインターネット利用者数」は1人当たりGNIに比例すると考えられますが、アイスランドも含め、いずれも1人当たりGNIの高い国であり、これのみでの判定は不可能です。

やはり「国際電話」ですね。シンガポールでこの値が高いのは想像できるでしょう。aがシンガポールです。さらにEU圏でもかなり高いはずです。一方、「島国」であり国内市場も大きく、国内向けの電話が主である日本は、国際電話は少ないはずです。bが日本です。aとdの判定は難しいですね。これは間違えても仕方ないでしょう。

>(4)
インドはカースト制度の風潮が残っており、国内の生活水準の格差が大きいためそもそものインターネットの普及率が低いから。

私も書いてみました。

経済レベルが低くインフラの整備が進まない。貧困層の割合が高く電話やネットを利用できる人口の割合が低い。(51字)

とくに「カースト制度」に関して記述する必要はなかったように思いますよ。国全体の経済力が乏しいこと、貧しい人々の割合高いこと。この2点を述べれば十分だったと思います。

字数に余裕があれば、女性を中心に就学率や識字率が低く、ネットの利用に限界があることなど付け加えても良かったとは思います。

>設問B
(1)
EUの加盟国が増えたことで、ヒトやモノの移動が増え、国際間の人的交流が活発になった。また、国際ハブ空港になったことで乗り継ぎ客が増えたから。


これは適切ですね。EUが拡大し、加盟国そして域内人口が増加したことに言及することがポイントだったと思います。そしてもちろん「ハブ空港」ですね。EUのハブ空港といえばフランクフルト(ドイツ)が有名ですが。もちろんロンドンやパリの空港も巨大です。

>(2)
これらの地域は軽量かつ高価なIC回路などの生産が多く、ハブ空港を整備したことで世界各地と結ばれ、これらの輸出入が活発になったため。

いいですね。これは間違いなくコンピュータ部品の輸送量の増加ですね。アジア地域の工業化と経済成長を合わせて論述すれば十分な解答となります。


今回は全体に良問が多かったですね。「当たり前」のことを「当たり前」に書くテクニックが求められています。とくに設問A(4)などは、インド特有のことを書きたくなりますが、むしろ発展途上国一般にみられることを記述した方が適切な解答となったわけです。

いろいろな問題に当たり、テクニックを磨きましょう。

  • 2020.09.05 02:14
  • たつじん

2014年度第2問_179(世界のヒト・モノ・情報より)


設問A
(1)
イギリスは世界で有数の先進国であり英語圏であるから商談目的の通話が多い。対して、プエルトリコはアメリカの自治領であるから移民が多く、家族や知人間の通話が多い。
(2)
近年、インドはITの分野において目覚ましい発展を遂げている。また、インドとアメリカは対蹠に近いため、インターネットを利用することで24時間効率よく仕事をすることができるから。
(3)
a・・・シンガポール→アイスランド
b・・・フランス→日本
c・・・日本→シンガポール
d・・・アイスランド→フランス
(4)
インドはカースト制度の風潮が残っており、国内の生活水準の格差が大きいためそもそものインターネットの普及率が低いから。

設問B
(1)
EUの加盟国が増えたことで、ヒトやモノの移動が増え、国際間の人的交流が活発になった。また、国際ハブ空港になったことで乗り継ぎ客が増えたから。
(2)
これらの地域は軽量かつ高価なIC回路などの生産が多く、ハブ空港を整備したことで世界各地と結ばれ、これらの輸出入が活発になったため。


よろしくお願いします

  • 2020.08.31 15:17
  • のい

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