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2021.05.17
投稿フォーム384
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コメント
添削いたします。
>東大2021年第二問
最新の入試問題に早速チャレンジですね!素晴らしいことです。ただ、私の方でもまだ2021年の問題については十分分析が進んでいません。取り急ぎ簡単な添削および解説となってしまいますが、ご容赦いただければ幸いに思います。
>A(1)順に、中国語、アラビア語、スワヒリ語
いいですね。適切です。
>(2)多くの国々で方言が衰退し、英語などの共通語が発達してきた。
こちらも適切です。英語が共通語として用いられることを強調すれば正解だったでしょう。
>(3)インドではビジネスなどにおいて英語が共通語として使用され、州によっては特有の地域語がある。一方、インドネシアではインドネシア語が公用語として国全体で広く話されている。
こちらもいいですね。インドの場合、ヒンディー語は連邦公用語ではあるものの、あくまで北部地域限定の言語という位置づけであり、東部のベンガル語や南部のタミル語などの使用人口も多くなっていますね。その上で、英語を準公用語に規定し、教育やビジネスの場では主に使われています。
これに対し、インドネシアではそもそも広く国土で多様な言語が使われていましたが、政府がジャワ地方の言語を元に公用語としてインドネシア語を制定し、これを全国に広げることで国家としての統一性を生み出そうと努力しています。言語が国家のアイデンティティとなる例ですね。
>(4)チベット語。金融業などに従事する華僑が東南アジア諸国へ多く進出し、そこでの定住化が進んだことで有力な方言が広まった。
後半部分は正解です。華僑の移住により、定住化した華人社会が東南アジア各地に形成され、そこでは華僑出身地の言語(方言)が今でも通用しています。華僑の出身地としては中国の華南地方がありますね。華南地方に含まれる省には福建(フーチエン)省と広東(コワントン)省があります。言語としては福建語と広東語を挙げるのが適切でしょう。
とてもよくできています。次回も期待しています。
- 2021.05.24 17:12
- たつじん
東大2021年第二問
A(1)順に、中国語、アラビア語、スワヒリ語
(2)多くの国々で方言が衰退し、英語などの共通語が発達してきた。
(3)インドではビジネスなどにおいて英語が共通語として使用され、州によっては特有の地域語がある。一方、インドネシアではインドネシア語が公用語として国全体で広く話されている。
(4)チベット語。金融業などに従事する華僑が東南アジア諸国へ多く進出し、そこでの定住化が進んだことで有力な方言が広まった。
- 2021.05.23 13:46
- 万物
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