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2022.10.08
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フォーム1241に「お題」を出します(10/7)。翌日の朝5時以降、その問題の「解答」をこちらに投稿してください(夜は21時までを厳守してください)。1つのフォームにつき、1人の投稿までです。フォームは1202から1250まで用意してあります。必ず「お名前」の欄に自分の名前(ペンネーム)を入れ投稿してください、そのネームについては年間を通じて同じものを使用してください。翌週末までに添削回答いたします。ただし、投稿資格は「2023年の入試において地理の論述試験を必要とする者」です。共通テストのみの受験生の方は原則として参加は見送っていただいた方がいいかと思います。
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では添削いたします。
>>2014年第3問
B(1)国内に航空機の組立工場がある為、その部品をEU域内から輸入し、完成品を域外に多く輸出しているから。
もうちょっと字数を欲しかったですね。
文を複数に切ってみれば、字数を稼ぐことができますよ。
「国内に航空機の組立工場がある。その部品をEU域内から輸入。完成品を域外に多く輸出。」
まずはこういった組み立てですよね。これに肉付けをしていきます。
「国内に航空機の組立工場が立地。EU域内で国際分業が成立し、航空機の部品をEU各国から輸入。完成品を域外に輸出。」
2つ目の文について「国際分業」という言葉を加えてみました。これで53字ですから、まだ余裕があります。
「国内に航空機の組立工場が立地。EU域内で国際分業が成立し、航空機の部品をEU各国から輸入し、完成品を域外に輸出するから。」(58字)
どうでしょうか。一旦書き終わった解答について、さらに推敲を重ね、より得点が取りやすい形に文章を仕上げてください。
>(2)EU域内では比較的低賃金であり、域内関税が撤廃されていることから、域内のドイツ、フランスや域外のアメリカ、日本の自動車メーカーが欧州市場に向けた生産拠点として進出したから。
こちらいいですね。
ただ、「域内関税が撤廃されている」から(域内の)ドイツやフランスの工場が進出するのはわかるのですが、それは(域外の)日本や米国の工場が進出する理由にはなりませんよね。
減点ポイントにはならないと思うので気にする必要はありませんが、ただ本問は日本と米国について触れる必要はなかったと思いますよ。
それならば「労働者」や「労働集約型」などのキーワードを入れた方が、文章としては適切になったでしょう。
>(3)中国からは労働集約型工業製品、ロシアからは燃料資源、日本からは付加価値の高い工業製品を大量に輸入している。
こちらはいいですね。多くの内容を短い文章に[詰め込む]テクニックを磨いてください。
>A
>(2)家族経営主体で伝統のある中小企業が集積し、企業間分業や情報交換により、高級でデザイン性の高い製品を多品種少量生産する。
良いですね。キーワードが十分に使われています。
>(3)人口が少なく市場規模が小さい。充実した教育による豊富な高度人材を研究開発に投入し知識集約型産業の発展を促進している為。
いいですね。十分な解答です。
「GDPに占める」ですから分母がGDPなわけですよね。分子と分母の両面について説明する必要がある問題でした。
>宜しくお願いします。
>共通テスト模試、2-3-5-4-1で解いてみましたが、3の日本が分からなくて時間足りなくなりました、、、1と3ダメでした。
まだ覚えていない事が多い、、、
模試の話は無しにしましょう(笑)。ほら、模試を解くことによって間違った方向に誘導されてしまているじゃありませんか。「覚える」だなんて。
「覚える」という気持ちが強まることによって、本来必要は「考える」という意識が薄れていき、結果として共通テストで点が取れなくなるんですよ。
いいですか。「模試を解けば解くほど点数が下がります」これだけは絶対に知っておいてください。
地理の模試は他の科目と比べ極めて精度が低いです。それは私たち模試を作る側の責任でもあるのですが、だからこそ、そんな模試によって意識を誘導されていけません。「ダメだった」「覚えていないことが多い」、こんな気持ちを持ったら、これからは確実に点数が下がり続けるだけですよ。
>でも、これから過去問中心で進めます。新しい年度の共通テスト解説、お待ち申し上げますー。
こちら、おそらく11月になると思います。それまでは他の過去問の研究に専念してくださいね。
- 2022.10.14 23:49
- たつじん
2014年第3問
B(1)国内に航空機の組立工場がある為、その部品をEU域内から輸入し、完成品を域外に多く輸出しているから。
(2)EU域内では比較的低賃金であり、域内関税が撤廃されていることから、域内のドイツ、フランスや域外のアメリカ、日本の自動車メーカーが欧州市場に向けた生産拠点として進出したから。
(3)中国からは労働集約型工業製品、ロシアからは燃料資源、日本からは付加価値の高い工業製品を大量に輸入している。
A
(2)家族経営主体で伝統のある中小企業が集積し、企業間分業や情報交換により、高級でデザイン性の高い製品を多品種少量生産する。
(3)人口が少なく市場規模が小さい。充実した教育による豊富な高度人材を研究開発に投入し知識集約型産業の発展を促進している為。
宜しくお願いします。
共通テスト模試、2-3-5-4-1で解いてみましたが、3の日本が分からなくて時間足りなくなりました、、、1と3ダメでした。
まだ覚えていない事が多い、、、
でも、これから過去問中心で進めます。新しい年度の共通テスト解説、お待ち申し上げますー。
- 2022.10.10 17:41
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