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では添削いたします。

＞(2)A国は旧宗主国・近隣諸国との関係が強く衣類を輸出。B国は資源が豊富であり資源需要の高い主要工業国に輸出。

いいですね。A国についてはヨーロッパから軽工業の工場が進出していることをふまえて記述できていますね。旧宗主国との関係も強くなっています。

B国についても「主要工業国」という書き方は適切です。中国が含まれていますから、「先進国」と書いてしまっていけませんからね。

＞⑶原油の輸出に依存しているため価格変動の影響を大きく受ける。原油関連の工業に従事する者とそれ以外で貧富の格差が大きい。

こちらもとてもいいと思います。経済と社会の２点からそれぞれしっかりと回答しています。ただ、２つ目の文の「原油関連の工業に従事する者」としてしまうと、一般の労働者まで含まれてしまい、おそらく彼らは決して社会階層的には低い地位にある人々ですよね。「利益を独占する一部の階層」などとすると、いかにも富裕な資本家という感じがして、わかりやすかったと思いますよ。

＞⑷アフリカ諸国の人口増加に伴い中国の安価な工業製品の需要が増加。中国は資源が豊富なアフリカとの関係強化を図っている。

やや惜しいですね。「人口増加」もそうなのですが、それ以上に「経済成長」による生活水準の向上、購買力の増加がやはり理由になります。後半も「資源獲得」は悪くないのですが、ここには「（直接）投資」という言葉を優先的に入れて欲しかったと思います。

次回も期待しています。

A
(2)A国は旧宗主国・近隣諸国との関係が強く衣類を輸出。B国は資源が豊富であり資源需要の高い主要工業国に輸出。
⑶原油の輸出に依存しているため価格変動の影響を大きく受ける。原油関連の工業に従事する者とそれ以外で貧富の格差が大きい。
⑷アフリカ諸国の人口増加に伴い中国の安価な工業製品の需要が増加。中国は資源が豊富なアフリカとの関係強化を図っている。