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2022.09.23

1231

 フォーム1221に「お題」を出します(9/23)。翌日の朝5時以降、その問題の「解答」をこちらに投稿してください(夜は21時までを厳守してください)。1つのフォームにつき、1人の投稿までです。フォームは1202から1240まで用意してありますので、定員は19名ということになります。必ず「お名前」の欄に自分の名前(ペンネーム)を入れ投稿してください、そのネームについては年間を通じて同じものを使用してください。翌週末までに添削回答いたします。ただし、投稿資格は「2023年の入試において地理の論述試験を必要とする者」です。共通テストのみの受験生の方は原則として参加は見送っていただいた方がいいかと思います。

 

 

コメント

では添削いたします。

>設問A
>(5)
世界有数の巨大市場を目指す。域内貿易の関税撤廃で工業製品の域内分業促進。人・資本・サービスの移動が単一通貨ユーロ導入で促進。域内農業の保護目的に農作物価格を定める共通農業政策実施。

いいですね。細かいところまで気を遣った完璧な解答ではありませんか。

USMCAがあるのでEUは世界最大とはならないわけですね、「世界有数」は適切です。

共通農業政策もその程度の記述で十分です。すでに廃止されているものであり(現在は農家への個別保証に変化)細かい知識は不要です。

ユーロ導入と、人・資本・サービスの移動の促進を結びつけている点もとてもよく工夫していると思います。


>設問B
>(1)
前者は安価な労働力を求める外国資本が進出。アセアン域内分業で輸出向け自動車・電気機械を製造。後者は高付加価値製品を近隣の先進国に輸出。EU域内で関税撤廃等の市場統合で自由貿易促進。(90)

こちらもいいですね。キーワードが多用されている点が最も評価できます。前者と後者の対比ができています。

さらに良い解答とするならば、例えば後者の説明では輸出相手先として「近隣の先進国」とありますよね。EU域内ということだと思います。正しい解釈です。

前者についても輸出先を明示しても良かったでしょう。「先進国向けの機械の輸出」など、ちょっと言葉を補う余地があったとは思いますよ。


>(2)
輸出加工区があった上、両国間貿易の関税撤廃。日本企業は貿易摩擦を避け米国法人設立。米国の資本が安価な労働力を求め進出。(59)

ここは「マキラドーラ」という言葉を素直に使ってしまって良かったでしょう。冒頭を「マキラドーラが設置されており」とするだけでも得点ポイントが増えますよ。

>(3)
冷戦後、自由競争のない社会主義圏だった東部で会社倒産や工場閉鎖が頻発。高賃金雇用がある西部に人口が流出。社会発展が阻害。(60)

なるほど、こちらもよく工夫されていますよ。ただ、最後の「社会発展が阻害」というものが漠然としていてあまりよくわかりません。社会保障のような制度に関するものなのか、賃金のような経済に関するものなのか(おそらく後者の方だと思うのですが)。

ここは問題文の要求に沿って「どのような内容の地域間格差」なのか具体的に記述してみてはどうですか。「両地域の(東西間の)経済格差が拡大」といった形で良かったでしょう。

>すいません。
>ページが更新されていないので、ここに提出します。

今回はミスでした、ちょっとボケてましたね(苦笑)。これからもこういったミスがあるかも知れませんので、柔軟に対応してもらえると助かります。

  • 2022.10.14 21:51
  • たつじん

設問A
(5)
世界有数の巨大市場を目指す。域内貿易の関税撤廃で工業製品の域内分業促進。人・資本・サービスの移動が単一通貨ユーロ導入で促進。域内農業の保護目的に農作物価格を定める共通農業政策実施。
設問B
(1)
前者は安価な労働力を求める外国資本が進出。アセアン域内分業で輸出向け自動車・電気機械を製造。後者は高付加価値製品を近隣の先進国に輸出。EU域内で関税撤廃等の市場統合で自由貿易促進。(90)
(2)
輸出加工区があった上、両国間貿易の関税撤廃。日本企業は貿易摩擦を避け米国法人設立。米国の資本が安価な労働力を求め進出。(59)
(3)
冷戦後、自由競争のない社会主義圏だった東部で会社倒産や工場閉鎖が頻発。高賃金雇用がある西部に人口が流出。社会発展が阻害。(60)

すいません。
ページが更新されていないので、ここに提出します。

  • 2022.10.03 10:41
  • yamako

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