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2023.08.04

1496

  たつじんオープン添削第19回はこちらに

コメント

では添削いたします。

>2007年度第2問
>B
(1)生ゴミなどの食品廃棄物や排泄物を肥料としたもの。

いいですね。単に「廃棄物」ではなく「生ごみ」といった具体例を加えている点が高評価です。字数制限とのバランスがよく考えられています。

>(2)1935年は田畑の作物を家畜の飼料にし、家畜の排泄物を田畑の肥料としていた。1990年は飼料と肥料が輸入中心となり、家畜の排泄物は処理され海へ放出されるようになった。

こちらもいいではありませんか。前半で1935年の状況、後半で1990年の状況をしっかり分けています。さらにそれぞれの文の前段では飼料や肥料について、後段では排泄物についての説明を行っています。とても構成が上手ですよ。東大論述は構成が肝要です。

>(3)大量の有機物が湾内に流入・滞留して富栄養化し、プランクトンが異常発生して酸素不足となり、魚介類が死滅している。

こちらもいいですね。赤潮の説明です。「富栄養」がキーワードです。

>A
(2)内陸国のモンゴルで少なく、沿岸国の中国やノルウェーで多い。

とてもわかりやすいです。「内陸」と「沿岸」が対比的に用いられています。非常に論理的です。こういった「反対語」の組み合わせを常に意識してくださいね。

>(5)年降水量1000mmのチンリン・ホワイ線の北側で小麦、南側で米の生産が多く、華南では二期作の地域もある。

こちらも全く問題ありません。字数制限が短いので、何を強調し、何を切り捨てるかがポイントでした。たとえば私ならば「集約的畑作」や「集約的稲作」という言葉を入れ、「チンリン・ホワイ線」という言い方はカットするでしょう。書き手の個性が表れる文章だと思いますよ。

>(6)乾燥させて家庭用の燃料や家屋の壁材に使用されている。

こちらも問題ありません。いい解答です。

  • 2023.08.10 14:47
  • たつじん

2007年度第2問
B
(1)生ゴミなどの食品廃棄物や排泄物を肥料としたもの。
(2)1935年は田畑の作物を家畜の飼料にし、家畜の排泄物を田畑の肥料としていた。1990年は飼料と肥料が輸入中心となり、家畜の排泄物は処理され海へ放出されるようになった。
(3)大量の有機物が湾内に流入・滞留して富栄養化し、プランクトンが異常発生して酸素不足となり、魚介類が死滅している。

A
(2)内陸国のモンゴルで少なく、沿岸国の中国やノルウェーで多い。
(5)年降水量1000mmのチンリン・ホワイ線の北側で小麦、南側で米の生産が多く、華南では二期作の地域もある。
(6)乾燥させて家庭用の燃料や家屋の壁材に使用されている。

  • 2023.08.05 17:05
  • よっしー

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