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2023.12.08

1592

 こちらはたつじんオープン添削第37回の解答のみ投稿してください。他の回の問題を投稿された場合、大変申し訳ありませんが、添削不可ということになってしまいます。ご了解くださいませ。第36回以前の問題に関してはすでに受付は終わっています。

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では添削いたします。

>2014年度 第2問
>設問A
>(1) 同じ英語圏で金融業が発達し経済的結び付きが強い前者とは企業間の、移民や出稼ぎ労働者が多い後者とは家族間での通話が多い。

なるほど、前者と後者という言葉を用いて、うまく説明していますね。十分合格圏の解答です。

>(2) 時差が約半日で、英語が話せる理数系の優秀な技術者を低賃金で雇えるため、多くのICT企業やコールセンターが立地したから。

とてもいいですね。こちらも多くの内容を過不足なくまとめています。良い解答です。

>(4) 電話回線などのインフラ整備が遅れている上に、国民の多くが貧困層であるため、電話などの情報通信機器が普及していないから。

こちらもいいと思います。完璧な解答ですよ。素晴らしいです。

まずは国全体のことを述べ、それから個々の人々の暮らしに言及する。こうした複数の視点が常に東大論述には求められることを意識しましょう。

設問B
>(1) EU加盟国の増加や、シェンゲン協定で移動が自由になったこと、ハブ空港が巨大化したことで国境を越えた移動が容易になった。

解答しにくい問題でしたよね。こちらで十分な解答と思います。よく書けています。シェンゲン協定のような固有名詞の使いかたもとてもうまいと思います。実際の試験でも効果的に使っていきましょう。

>(2) 経済成長により電子部品や精密部品の生産量が増え、ハブ空港が巨大化したことで、国際分業が進み、それらの輸出入が増えた。

こちらも書きにくかったのでは。(1)のヨーロッパとの対比ですよね。十分な解答ですよ。

なお、いよいよ共通テスト直前の時期を迎え、この「たつじんオープン添削」は第40回で一区切りとします。さくくんはここまで十分な問題研究を重ね、すでに合格圏内の解答をつくる力は十分にあると思います。まずは共通テストでの高得点を目指し、その対策に集中しましょうね。

  • 2023.12.22 11:28
  • たつじん

2014年度 第2問
設問A
(1) 同じ英語圏で金融業が発達し経済的結び付きが強い前者とは企業間の、移民や出稼ぎ労働者が多い後者とは家族間での通話が多い。

(2) 時差が約半日で、英語が話せる理数系の優秀な技術者を低賃金で雇えるため、多くのICT企業やコールセンターが立地したから。

(4) 電話回線などのインフラ整備が遅れている上に、国民の多くが貧困層であるため、電話などの情報通信機器が普及していないから。

設問B
(1) EU加盟国の増加や、シェンゲン協定で移動が自由になったこと、ハブ空港が巨大化したことで国境を越えた移動が容易になった。

(2) 経済成長により電子部品や精密部品の生産量が増え、ハブ空港が巨大化したことで、国際分業が進み、それらの輸出入が増えた。

  • 2023.12.14 17:04
  • さく

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