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2021.06.01

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コメント

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  • 2021.06.20 14:36
  • たつじん

チョウセイさんこんにちは。
たいへん遅れました。添削いたします。

>東大 2013年

>第1問

>設問A 
(1) 高緯度は低温のために,低緯度は中緯度高圧帯の影響で乾燥していて地表に水分が少ないため,化学的風化作用が起きにくい。(57字)

いいですね。十分な合格圏の解答に思います。

まずは図の読解ですね。「風化作用の弱い地域」のうち、低緯度側にあるのは[北アフリカ]や「アラビア半島」ですね。砂漠であることは間違いありません。一方、高緯度側は「カナダ」や「ロシア」の広い範囲です。

まず風化について考えてみましょう。岩石が細かく砕かれて、細かな砂になる減少です。

主に二つのパターンがあります。

一つは「吸水と乾燥」によるもの。岩石が水を含み、それが乾きます。これが繰り返され、岩が砕かれます。

一つは「膨張と収縮」によるもの、短時間のうちに気温の上昇と下降などで岩石が膨張と収縮を繰り返し、やはり砕かれます。

「乾燥地域では水が少ないため吸水による風化作用が弱い。高緯度地域は気温日較差が小さく膨張収縮による風化作用が弱い。(56字)」

字数制限が厳しいので十分な解答とは言いにくいですが、こんな感じでしょうか。

チョウセイさんの解答の場合。高緯度について単に「低温」を理由として挙げていますが、これがちょっと弱いように感じるのです。上記のように「気温日較差の小ささ」にまで言及できればさらに優れた解答になったと思いますよ。



>(2) 風化作用の激しい地域は低緯度や大陸東岸であり,気温が高く,日射量や降水量も多いなど植物の生育に好ましい条件が揃うから。(59字)

こちらもいい解答です。ただし、無駄な部分が多いように感じますよ。冒頭の「風化作用の激しい地域は」という部分は省略できたと思います。

一方で、「気温が高く、日射量や降水量も多い」についてはもうちょっと詳しく書いてみても良かったのではないでしょうか。

例えば「年間を通じて気温が高く、日射量が多いことで太陽からの受熱量も大きくなる。降水量が多く水分が十分である」などのように。

無駄な部分はカットし、答えるべき部分については手厚く説明するという書き方を意識してくださいね。

>(3) (a)地域は夏の季節風やサイクロンによる大量の降水の結果,洪水が起き,その堆積作用で土壌が更新される。(b)地域は火山帯に位置し,定期的な火山の噴火による火山堆積物で土壌が更新される。(88字)

いいですね。文章がとても工夫されています。前半と後半とでそれぞれ独立した文章とし、ともに理由を述べていることを示す「〜から」で締めくくっている点もよく考えられていると思いますよ。

内容的にはとくに前半がいいですね。沖積平野に肥沃な土壌が供給されるしくみは日本でもよくみられるものです。これについてしっかり記述できていれば十分です。後半の火山に関する話題はちょっと特殊ですので、とくに知る必要もないでしょう。

私でしたら、火山についてはちょっと思いつかないので、ジャワ島については「棚田」の存在をメインに記述したと思います。棚田がつくられ、灌漑が行われ、農業用水によって常に栄養分が供給されている様子を答えるでしょう。

なおこ、こちらは他の生徒さんの解答です。火山灰には言及できていませんが、オーソドックスでいい解答だと思います。

「aでは夏季の南西季節風やサイクロンによる多量の降水で河川が氾濫し、上流から運ばれた肥沃な土壌が供給されるから。bでは豊富な植物の枯死により腐食に富んだ土壌が絶えず供給されるから。(87字)」



また、「火山灰=肥沃?」については他の生徒さんから質問がありましたので、該当箇所をコピペしておきますね。本問は正直言って、かなり疑問点の多いものでもあるのです。

>〈質問〉
疑問に思うことがあり、赤本の(3)の解答では(b)のジャワ島の火山灰が肥沃とかいていますが、火山灰土壌は本当に農業生産性が高いのでしょうか?シラス台地では酪農が盛んなはずなので、そう思いました。

そうなんですよ。この問題については私もおおいに疑問なのです。問題自体の完成度が低いとも思うのですが、あるいは東大の先生でこういった火山性の土壌に関する研究をされているかたがいらっしゃるのでしょうか。何ともわかりかねます。

例えば、火山灰に由来する土壌で肥沃とされているものに、東北地方の黒ボク土や関東地方の関東ロームがありますが、これも火山灰そのものに肥沃な成分が含まれているわけではありません。例えば関東ロームについては、富士山や浅間山の爆発により火山灰が関東平野に降り積もったわけですが(上空の偏西風の影響です)、この上に植物が繁茂し長い時間をかけて腐植が形成されたことが肥沃である理由です。

シラスについては桜島の火山灰が大隅半島に積もったものですよね。笠野原台地一帯をシラス台地とも言います。白っぽい色をしていることからシラスと呼ばれるようですね。

水はけが良いことから根菜の栽培に適し(というか、水もちが悪いので水田耕作には適さないわけですね)、鹿児島県西部から宮崎県南部にかけての一帯はサツマイモの栽培に特色がある地域となり、これが餌として豚や牛、鶏の飼育に利用されています。

とはいえ、だからといってシラスが肥沃とはいいにくいですよね。むしろ肥沃ではないからこそ、イモ類のような厳しい自然環境でも生育できる作物をつくっているわけですし。

>設問B 

>(1) Xは尾根にあったが土砂崩れ後,谷へ変化し,植生も失われた。(29字)

いいですね。短い字数制限の中でうまくまとめています。

おもしろい地形です。アでは、Xは上方(本図は北で標高が高く、南で低くなっています)からみて等高線が凸になる斜面つまり尾根に位置しています。「山折り」を想像したらいいですね。

それがイになると、大きくえぐられた椀状の谷の中に飲み込まれてしまいます。大きな土砂崩れがあったのでしょうか。土地利用も変化していますね。

>(2) 土砂は谷を流下し,一部は谷壁を越えてY付近まで流れ堆積した。大部分はZ付近を流下しながら侵食したため谷の形が変わった。(59字)

とてもわかりやすいと思いますよ。適切な解答です。とくに文を短く2つに切って説明している点がいいですね。

私も書いてみました。

「土砂は崖を越えYへと溢れ出し、樹林地を砂礫地に変えた。谷に沿って南西方向に流下し、Zでは更に谷を深く削った。」(54字)

こんな感じでしょうか。Yに「砂礫地」が広がっていることを地図記号から判定してください。もともとは広葉樹林や針葉樹林だったところが砂に埋もれてしまったようです。Yは高台の上にありますから、谷から土砂が斜面を越えて溢れ出た様子を想像してください。

Zについては等高線がさらに密に変化していますので、谷が深く削られた様子がわかります。Z周辺の斜面にも「岩の崖」の記号が連続し、土砂によって谷の両側が深くえぐり取られたのでしょう。

>(3) 土石流により集落・耕地・道路が埋没したり,河川に流れ込んだ土砂が形成した堰止め湖が決壊し,洪水を引き起こしたりする。(58字)

とてもいいですね。前半と後半とで別々の内容の災害が述べられており、問題の意図がしっかり反映されています。適切な解答です。せっかくですので、2つの文に切ってしまった方がよりわかりやすかったと思いますよ。

私も書いてみました。

「土石流により建物が倒壊し、耕地や林地が土砂で埋まる。土砂が斜面を削ったり、谷を埋めるなど、地形の改変が生じる。」(56字)

最初の文で人間生活に与える影響を述べ、2番目の文で地形への影響を述べています。このように意図を明確にした文章を重ねることで、読み手に意図がはっきりと伝わる文章を書くことができます。参考にしてくださいね。

今回は私も見落としもあり、添削が大変遅れてしまい申し訳ありませんでした。これに懲りず、また解答を投稿してくださいね。次回も期待しています。

こういった感じでしょうか。「地形の改変」が生じるとなぜ問題なのかとう点にまで言及できていませんが、文字数制限を考えるとこのような中途半端な解答でも致し方なかったとも思います。

では添削いたします。

なお、こちらの問題は「スタディサプリ/地理論述編」でも扱っていますので、詳しくはそちらもみて下さいね。

ですので、こちらでは簡単な解説になります。ご了解くださいませ。

>東大 2013年

>第2問

>設問A 

>(1) 地域Aは沖合を寒流のペルー海流が流れるため、大気が安定し少雨となる海岸側に砂漠気候が見られる。地域Bは、中緯度高圧帯の影響で下降気流が卓越して少雨となる内陸側に砂漠気候が見られる。(90字)

いいですね。2つの地域についてしっかりキーワードを用いて説明しています。

>(2) 農作物―ジャガイモ(ばれいしょ)  家畜―リャマ(アルパカ)

正解です。

>(3) 湿潤な南西季節風により地形性降雨のある5~10月に集中する。(29字)

これもいいですね。短い字数で述べるのが難しかった問題です。上手くまとめられていますね。

>(4) ア―米  イ―茶

正解です。

>設問B 

>輸出する生産国では、単一栽培や農薬の大量投下による地力低下や植生破壊などの環境問題を招く。また輸入する消費国でも、農業の衰退によって自給率が低下し、安定・安全な食の供給が脅かされる。(91字)

いいですね。2つのトピックが過不足なく説明されています。満点解答です。

>設問C 

>(1) ア―ペルー  イ―インドネシア  ウ―アメリカ合衆国

正解です。濫獲(乱獲)により漁獲量の変動が大きいペルー、エビの養殖が多いインドネシアがわかりやすいと思います。

>(2)
海水温が高くて波の静かな沿岸部に発達するマングローブ林では、先進国の需要の増加に応じた輸出向けのエビの養殖が盛んなため。(60字)

いいですね。本問のポイントは自然的条件と社会的条件を並立して述べることにありました。ともすると自然的条件(水温が高い、波が静か)に偏ってしまいがちですので、注意が必要です。

例えばこのように書いてみました。

「輸出用のエビの養殖が盛ん。熱帯に位置し水温が高い。マングローブ林を伐採した入り江は波が静か。賃金水準が低く低コスト。」(58字)

キーワードを詰め込んでいます。「濃い」解答をつくるにはこういったアプローチもありますので、参考にしてください。

>(3) 
回遊魚のマグロは漁業国の「排他的経済水域」に含まれない公海を主な「生息場所」とするため、新興国の経済発展などに起因する世界的な「消費量」の増加に伴い、漁獲量の「総量規制」が国際的に必要となった。
(90字) 

いいですね。全く問題ありません。合格圏の解答です。


>(3)マグロは世界的に消費量が増えているが、生息場所が一国の排他的経済水域を超えていて、各国の儲けのために乱獲される危険があるため、総量規制をして保護する必要がある。

これは上手いですね。満点解答です。

この問題、難しかったと思いますよ。ただ、使用語句が4つも指定されており、これをそのままはめ込むだけでも解答になります。

・回遊魚であり生殖場所は特定の国の排他的経済水域のみに限らない。
・乱獲による個体数の減少が懸念され、国際的な取り決めによる総量規制が必要である。
・日本食ブームなどで世界中で消費量が増えている。

こういった内容を90字にまとめれば十分な解答になります。キーワードを指定する問題は東大以外にもよく見受けられますが、このようにキーワードから「書くべき内容」を類推することも大切ですね。今後の学習に生かしてください。

なお私は以下のように書いてみました。

「マグロが例。新興国を中心に世界的に消費量が拡大。回遊魚であり排他的経済水域外の公海を生息場所とするマグロは乱獲の結果、個体数が減少する海域も。総量規制など国際的な取り組みが必要。(89字)」

乱獲により個体数が減少していることも付け加えています。字数ギリギリに多くの内容を詰め込むテクニックについても参考にしてくださいね。とくにチョウセイさんは文章が上手くスムーズな印象を読み手に与えるので、逆に「引っ掛かり」が少ないのですよね。「上手い文章を書く」ことより「キーワードを挙げ説明する」という意識を強く持った方がいいかも知れませんね。

では添削いたします

>東大 2013年

>第3問

>設問A

>⑴ A―中国  B―スペイン  C―インドネシア

いいですね。人口増加率=自然増加率=出生率=底辺の長さ、に注目すれば、ヨーロッパ(人口増加率低い)のスペイン、アジア(人口増加率高い)のインドネシアがわかりますね。中国は国内の混乱やひとりっ子政策の影響で、いびつな形になっています。

>⑵ ヒスパニックやアジア系の移民などは若年層が中心で,多くが雇用機会を求めて都市に流入し,彼らの出生率が高いためである。(58字)

こちらもいいですね。とてもわかりやすいです。「雇用機会を求めて」という言い方が上手いと思いますよ。

厳密には、ヒスパニックについては農業地域で農業労働力となる場合もあり、アジア系(中国系が主)は決して子供は多くないのですが、しかし、出題者の意図としてはあくまで一般論として、チョウセイさんが述べたようなことを答えて欲しかったのだと思います。個別の例外的な話題ではなく、あくまで一般論で押し切るという姿勢が、こうした論述問題では大切なのですね。

>⑶ 雇用機会を求めて農村から都市への人口移動が起きた高度経済成長期が日本より遅く,流入人口がまだ高齢に達していないため。(58字)

こちらもいいですね。とてもスムーズな文章になっています。文章力が高いですね。キーワードは間違いなく「高度経済成長期」であり、日本が1950年代後半から70年代中頃までなのに対し、韓国は1970年代から90年代までですね。20年のタイムラグがあります。

>設問B 

>⑴ A―大牟田  B―室蘭  C―新居浜  D―日立  E―豊田

>⑵ ア―化学  イ―製鉄  ウ―電気機械  エ―自動車

いずれも正解です。日本の地名もまめにチェックしていきましょうね。中学や中学受験(つまり小学生対象)の問題集を使って、日本地理の勉強をしておいても良いかも知れませんね。

・大牟田・・・福岡県南部。炭田に接し、石炭化学工業。
・室蘭・・・北海道の港湾都市。道内で産出される石炭を利用した臨海型の鉄鋼業。
・新居浜・・・愛媛県。化学工業、金属工業(銅)。
・日立・・・茨城県北部。銅山に接し金属工業。機械工業に発展。
・豊田・・・愛知県内陸部。集積立地による自動車工業。

マイナーな都市も含まれていますが、おそらくこういったところで差がつきますので、知っておくとかなり得だと思いますよ。

>⑶ 円高により工場が海外移転し,雇用が少なくなったためである。(29字)

いいですね。1980年代のキーワードとして「円高」を使いましょう。円高という言葉自体は地理では重要視されるものではなく、特別な説明は不要に思います。円高とは何か?といったことを説明せず、簡単に「円高の影響で」とサラッと流してしまうのがベストの用法です。
とくに本文は制限字数も短く、出題者側もそこまで深い説明を求めているわけではありません。このように、簡単に回答してしまうというアプローチ。とてもいいと思いますよ。

>⑷ 多様な業種を立地させ自動車産業に依存するリスクを分散し,安定的な税収や雇用の確保,技術開発により経済発展をはかるため。(59字)


こちらもとてもいいですね。この問題は書きにくかったと思いますよ

A.特定の業種への依存度が高い場合、その業種の不振による地域経済への影響が大きい。
B.そのリスクを軽減するため、多様な産業の振興を図り、多角化による経済基盤の安定を目指す。
C.税収が安定し、雇用が拡大する。研究開発など知識型産業への転換も。

このようなことを書けば良かったわけですね。他の生徒の解答は「A→B」という内容を述べている形が多かったのですが、チョウセイさんは「B→C」という内容にしています。いずれのパターンでももちろんいいのですが、チョウセイさんの解答はより個性的でオリジナリティがあります。とても良かったと思いますよ。

A→Bパターンですと、例えばこういった形になりますね。

「その地域の工業が特定の業種に偏っていると、不況などの影響を受けやすい。リスクを分散し、多くの産業の育成に力を入れる。」(58字)

本問は自由度が高かったと思います。自分なりの言葉を使ってシンプルに答えることが最大のポイントでしたね。



  • 2021.06.20 14:35
  • たつじん

再投稿ありがとうございます。申し訳ありません。私の見落としでした。

今週中には添削回答いたしますので、今しばらくお待ちください。

  • 2021.06.13 18:29
  • たつじん

【327,337,333の再投稿です。】
東大 2013年


第1問


設問A 
(1) 高緯度は低温のために,低緯度は中緯度高圧帯の影響で乾燥していて地表に水分が少ないため,化学的風化作用が起きにくい。(57字)

(2) 風化作用の激しい地域は低緯度や大陸東岸であり,気温が高く,日射量や降水量も多いなど植物の生育に好ましい条件が揃うから。(59字)

(3) (a)地域は夏の季節風やサイクロンによる大量の降水の結果,洪水が起き,その堆積作用で土壌が更新される。(b)地域は火山帯に位置し,定期的な火山の噴火による火山堆積物で土壌が更新される。(88字)


設問B 

(1) Xは尾根にあったが土砂崩れ後,谷へ変化し,植生も失われた。(29字)

(2) 土砂は谷を流下し,一部は谷壁を越えてY付近まで流れ堆積した。大部分はZ付近を流下しながら侵食したため谷の形が変わった。(59字)

(3) 土石流により集落・耕地・道路が埋没したり,河川に流れ込んだ土砂が形成した堰止め湖が決壊し,洪水を引き起こしたりする。(58字)



第2問


設問A 

(1) 地域Aは沖合を寒流のペルー海流が流れるため、大気が安定し少雨となる海岸側に砂漠気候が見られる。地域Bは、中緯度高圧帯の影響で下降気流が卓越して少雨となる内陸側に砂漠気候が見られる。(90字)

(2) 農作物―ジャガイモ(ばれいしょ)  家畜―リャマ(アルパカ)

(3) 湿潤な南西季節風により地形性降雨のある5~10月に集中する。(29字)

(4) ア―米  イ―茶


設問B 
輸出する生産国では、単一栽培や農薬の大量投下による地力低下や植生破壊などの環境問題を招く。また輸入する消費国でも、農業の衰退によって自給率が低下し、安定・安全な食の供給が脅かされる。(91字)


設問C 

(1) ア―ペルー  イ―インドネシア  ウ―アメリカ合衆国

(2)
海水温が高くて波の静かな沿岸部に発達するマングローブ林では、先進国の需要の増加に応じた輸出向けのエビの養殖が盛んなため。(60字)

(3) 
回遊魚のマグロは漁業国の「排他的経済水域」に含まれない公海を主な「生息場所」とするため、新興国の経済発展などに起因する世界的な「消費量」の増加に伴い、漁獲量の「総量規制」が国際的に必要となった。
(90字)



第3問


設問A

(1) A―中国  B―スペイン  C―インドネシア

(2) ヒスパニックやアジア系の移民などは若年層が中心で,多くが雇用機会を求めて都市に流入し,彼らの出生率が高いためである。(58字)

(3) 雇用機会を求めて農村から都市への人口移動が起きた高度経済成長期が日本より遅く,流入人口がまだ高齢に達していないため。(58字)


設問B 

(1) A―大牟田  B―室蘭  C―新居浜  D―日立  E―豊田

(2) ア―化学  イ―製鉄  ウ―電気機械  エ―自動車

(3) 円高により工場が海外移転し,雇用が少なくなったためである。(29字)

(4) 多様な業種を立地させ自動車産業に依存するリスクを分散し,安定的な税収や雇用の確保,技術開発により経済発展をはかるため。(59字)

  • 2021.06.12 11:05
  • チョウセイ

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