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2020.05.16

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コメント

では添削しますね(^^)

>2005年東京大学
>第1問
>A
>(1)輸出用の木材の伐採や焼畑農業への利用によちぇ生態系の破壊や地力の消耗が起きている。

いいですね。全く問題はありません。熱帯林についての記述です。

「利用」とその「問題点」が確実に記述されています。「輸出用木材の伐採」が重要ですが、もちろん薪炭材として、そして「焼畑農業」への利用がありますね。
「問題点」についてもうまくまとめています。「生態系の破壊」という言い方はいいですね。使い勝手のいい表現に思います。さらに「地力の消耗」も悪くありません。ただ、ここでは森林の伐採によって治山、治水効果が落ち(つまり、樹木によって土壌を支える力、さらに水分を保持する力が弱くなるということ)、洪水の増加や土壌の流出に言及しても良かったと思います。

>(2)豊富な腐食土を利用して小麦を輸出用または、飼料用に大規模に栽培すること。

これは気をつけてくださいね。「腐食」ではなく「腐植」です。単なる漢字ミスに止まらない致命的なミスになります。Qの範囲にはチェルノーゼムやプレーリー土など肥沃な土壌が分布していますが、表面には草が枯れることでつくられる「腐植」が積み重なっています。
さらに「飼料用」も気になりますね。小麦はカロリーが高いので、原則として飼料とはなりません。これ、知っておくといいですよ。家畜の飼料となるのは、ジャガイモとライ麦(ドイツやポーランド)、トウモロコシと大豆(アメリカ合衆国コーンベルト)であり、この飼料作物(穀物)と家畜の飼育を組み合わせた形態を混合農業と呼びますね。ホイットルセー脳牧業区分については簡単に記述できるようトレーニングしておくと「お得」ですよ。

腐植の豊富な肥沃な土壌の分布地域であり、企業的穀物農業が営まれている。大規模、商業的に小麦が栽培されている。(54字)

こんな感じでしょうか。「企業的穀物農業」というホイットルセー農牧業区分名を中心に組み立てるとうまい文章になりますよ。使ってください。

(3)気候変動による降水量の減少や過放牧や連作による過度の農耕によって砂漠化が進行している。

とても素晴らしいとおもいます。実に適切です。砂漠化の原因についてのべることが求められていますが、シンプルに用語を並べるだけの「箇条書き」スタイルは極めて有効です。
自然的要因として「降水量の減少」(気候変動による)、「蒸発量の増加」(地球温暖化による)があり、人為的要因として「過放牧」、「薪炭材の過剰な伐採」、「過耕作(過剰な農耕)」、「不適切な灌漑による塩害の発生」があります。これらをうまく組み合わせれば(今回は用語の指定があったので、「降水量の減少」と「過剰な農耕」が必須ワードでしたね)、適当な文章になります。うまく書けていますよ。


全体として十分に合格点です。字数がやや短いところもありますが、それは現時点では全く気にすることはありません。このペースでどんどん問題にチャレンジしましょう!



  • 2020.05.25 17:04
  • たつじん

2005年東京大学
第1問
A
(1)輸出用の木材の伐採や焼畑農業への利用によちぇ生態系の破壊や地力の消耗が起きている。

(2)豊富な腐食土を利用して小麦を輸出用または、飼料用に大規模に栽培すること。

(3)気候変動による降水量の減少や過放牧や連作による過度の農耕によって砂漠化が進行している。

  • 2020.05.21 11:36
  • みやし

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