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2020.10.19

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コメント欄に、入試問題の大学名と年度、問題番号を書き、それに続けてあなたの解答をペーストしてください。こちらのフォームが他の投稿者によって既に使用されている場合は、他のフォーム(未使用)をご利用ください。投稿後、1週間を目処に添削回答いたします。もし1週間たっても回答がない場合、私が見落としている可能性がありますので、ツイッター(@ts914)にDMをいただけますでしょうか。早々に対応いたします。

コメント

では添削いたします。

>東大1994年度第1問

>A(1)
>中国の一人っ子政策の実施や韓国・日本の女性の社会進出に伴う少子高齢化の進行により人口増加率が低下すると予測される。

いいですね。60字ですので、2つのトピックを入れるべきなのですが、「中国」、「韓国・日本」のそれぞれについて説明されており、適切です。なお、一人っ子政策自体は2015年に終わっていますので、今後これに似た問題が出題された場合には気をつけてくださいね。

一人っ子政策の影響で若年層が少なく、これが廃止された現在もその影響で出生率が低い。

というような書き方になるでしょう。

>(2)
>1960年に多くの国が独立したが、家族計画の普及が進まず、子供が労働力とみなされるため人口爆発が続くと予測される。

こちらもいいですね。「人口爆発」というキーワードが入っているのがとてもいいと思いますよ。「家族計画が進まず」、「子供が労働力とみなされる」と「人口増加の要因」が説明されている点も好印象です。

>(3)常春の気候で過ごしやすい高山都市や植民地時代に開発の拠点として建設された海岸部の都市に古くから人口が集中したから。

こちらもうまいですね。やはり2つのトピックについて語るべきで、こちらの解答はその条件を満たしています。とてもわかりやすいと思いますよ。

>B(1)韓国とイギリスはともに冬季の寒さが厳しいため暖房器具の使用などで業務用・家庭用のエネルギー消費量が多くなる。

大正解です。「韓国・イギリス」と「台湾・イタリア」の違いは自然環境にあります。気温に着目して答えることができています。とてもわかりやすいです。

>(2)
カナダとオーストラリアは国土面積が広く、旅客・貨物輸送に自動車を利用するため輸送用エネルギー消費量が多い。また資源が豊富な先進国であるため省エネルギーに対する意識が低く、省エネルギー化を進める欧州諸国より産業用エネルギー消費量も多い。

こちらも大変わかりやすいです。長文であるため、複数の文で説明されている点が素晴らしいと思います。カナダとオーストラリアの共通点としては、面積が広いこと、資源が豊富なことが挙げられ、それについて明確に述べられています。

全体としてとてもうまい解答に思いました。文章そのものにも無理がなく(上手い文章を書こうとして、かえって内容が薄くなってしまうことがあります)、シンプルにわかりやすく書けています。自分なりの言葉が使えているのではないでしょうか。とても好感度が高いですよ。

次回も期待しています(^^)


  • 2020.10.30 22:47
  • たつじん

東大1994年度第1問
A(1)中国の一人っ子政策の実施や韓国・日本の女性の社会進出に伴う少子高齢化の進行により人口増加率が低下すると予測される。

(2)1960年に多くの国が独立したが、家族計画の普及が進まず、子供が労働力とみなされるため人口爆発が続くと予測される。

(3)常春の気候で過ごしやすい高山都市や植民地時代に開発の拠点として建設された海岸部の都市に古くから人口が集中したから。

B(1)韓国とイギリスはともに冬季の寒さが厳しいため暖房器具の使用などで業務用・家庭用のエネルギー消費量が多くなる。

(2)カナダとオーストラリアは国土面積が広く、旅客・貨物輸送に自動車を利用するため輸送用エネルギー消費量が多い。また資源が豊富な先進国であるため省エネルギーに対する意識が低く、省エネルギー化を進める欧州諸国より産業用エネルギー消費量も多い。

  • 2020.10.26 18:04
  • あお

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