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2020.10.19

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コメント欄に、入試問題の大学名と年度、問題番号を書き、それに続けてあなたの解答をペーストしてください。こちらのフォームが他の投稿者によって既に使用されている場合は、他のフォーム(未使用)をご利用ください。投稿後、1週間を目処に添削回答いたします。もし1週間たっても回答がない場合、私が見落としている可能性がありますので、ツイッター(@ts914)にDMをいただけますでしょうか。早々に対応いたします。

コメント

では添削いたします。

>東京大学1995年度第2問

>A順に、豚肉、牛肉、鶏肉

アは中国で多いので「豚」は簡単として、残る2つは難問かも知れません。イは菜食のインドでよく食べられているのが不思議なのですが、これが「鶏」なんですよね。タンドリーチキンなどの料理は聞いたことがあるのでは? ウは日本でも一般的に食べられている肉ということで「鶏肉」となります。

>B順に、水牛肉、羊肉、羊肉

水牛はインドに集中的に分布する家畜です。サウジは乾燥国であるため、乾燥した気候に適応する家畜を選びましょう。オーストラリアについては牛肉と並んで羊肉の世界的な輸出国であることと関連させて考えてください。

>Cインドはヒンドゥー教徒が大部分を占め、牛などの殺生は宗教の禁忌であるため肉類生産量が低い。一方、バターなどの乳製品の一人当たり供給量は多い。

とてもいいですね。「乳製品」について言及できていれば合格圏だったと思います。ただ、字数制限が長いんで、自分なりに工夫していろいろなことを書き添えないといけませんね。その点もうまく書けていると思いますよ。

>D日本は食の洋風化が進む中、牛肉などの肉類を海外から多く輸入している。また、漁業が盛んで魚介類の供給量が多いため。

こちらもとてもいいですね。国産の肉類が少ないのですから、「輸入が多い」こと、他の動物性タンパク源として「魚介類の供給が多い」ことを挙げれば万全です。適切な解答に思います。

>E家畜の糞などを肥料として栽培したトウモロコシや大豆などの穀物を用い、豚などの家畜を大規模に肥育する商業的混合農業を行う。生産された肉類を市場に向け出荷している。

こちらもいいですね。混合農業についての記述です。とくに「商業的混合農業」を取り上げているのがいいですね。混合農業のうち、ロシアで行なわれる穀物栽培を中心とした混合農業が「自給敵混合農業」であり、他は商業的混合農業です。大豆やトウモロコシ、豚など具体的な品目名が記述されている点もわかりやすくていいですね。

全体としてとてもうまく書けていたと思いますよ。次回も期待しています。

  • 2020.10.30 10:35
  • たつじん

東京大学1995年度第2問
A順に、豚肉、牛肉、鶏肉
B順に、水牛肉、羊肉、羊肉
Cインドはヒンドゥー教徒が大部分を占め、牛などの殺生は宗教の禁忌であるため肉類生産量が低い。一方、バターなどの乳製品の一人当たり供給量は多い。
D日本は食の洋風化が進む中、牛肉などの肉類を海外から多く輸入している。また、漁業が盛んで魚介類の供給量が多いため。
E家畜の糞などを肥料として栽培したトウモロコシや大豆などの穀物を用い、豚などの家畜を大規模に肥育する商業的混合農業を行う。生産された肉類を市場に向け出荷している。

  • 2020.10.27 09:37
  • 万物は流転する

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