ブログ

2021.08.29

482

すでにお申し込みされている添削メンバーの方のみ投稿ください(メンバー募集は4月で終わっています。追加募集の予定はありません)。最低、月に1回の投稿がノルマです。これが無き場合は登録取り消しになりますので、ご注意ください。

コメント欄に、入試問題の大学名と年度、問題番号を書き、それに続けてあなたの解答をペーストしてください。こちらのフォームが他の投稿者によって既に使用されている場合は、他のフォーム(未使用)をご利用ください。投稿後、1週間を目処に添削回答いたします。もし1週間たっても回答がない場合、私が見落としている可能性があります。その際は他のフォームに再投稿していただけますでしょうか。お手数ですが、よろしくお願いいたします。(従来のDMによるお問い合わせは取りやめといたしました。ご理解くださいませ)

コメント

では添削いたします。

>東大2015年度第2問

>添削よろしくお願いします!

>設問A
>(2)
>A国は旧宗主国のフランスとの繋がりが強く、経済的依存をしている。B国は先進国へ資源や自動車関連の輸出をしている。
(57字)

いいですね。悪くないと思います。ただ、モロッコについては近隣のスペインとの関係も深いですね。この点を強調しても良かったでしょう。

南アフリカ共和国について「自動車」に注目した点は素晴らしいと思いますよ。アフリカ最大の工業国ですね。

私も書いてみました。オーソドックスな内容にとどめています。

「A国は近隣のヨーロッパ諸国に工業製品を輸出。B国は鉱産資源の輸出が多く、それらの需要が大きい工業国向けの割合が高い。(58字)」

こんな感じでしょうか。参考にしてください。

>(3)
>原油が多く産出。産業発展が遅れ、石油以外の産業の育成が進まずモノカルチャー経済。課題は原油価格変動により経済が不安定。
(60字)

これはうまいですね。とくに後半の文がいいと思います。「原油価格変動により経済が不安定」とは短い字数でうまくまとめたと思いますよ。

私はこう書いてみました。

「C国は原油の産出と輸出に大きく国内経済が依存するモノカルチャー国。国際価格の変動を受けやすく、国民の貧富格差も大きい。(59字)」

とくに難しいことは書いていません。参考にしてくださいね。

>(4)
>中国が資源が豊富なアフリカ諸国との関係を強めているほか、アフリカ側の人口や所得増加に伴い、工業製品の需要が増えたから。
(60字)

これもいいですね。中国とアフリカ諸国との関係は話題になりやすいので、注意しておきましょう。

私も書いてみました。

「人口増加や所得上昇により安価な工業製品の輸入が増加。中国はインフラ整備などの援助により経済関係を強化している。」

こういった形でしょうか。

>赤本の解説にある、インフラ整備などは書けませんでした…
今回は友人と話し合いながら解いてみたのですが、その中で、両方疑問に思った点があったのが(4)です。

なるほど、もちろん「インフラ整備」という言葉は使い勝手のいい便利な言葉ですので、この機会に知っておいてもいいとは思いますが、つかのまさんの解答で十分だったと思いますよ。ただ、「関係を深めて」だけではたしかに具体性に欠ける印象はありますね。ちょっと工夫が必要だったかもしれません。

>問題文に”2000年代に〜”と触れてあるのに、赤本の解答例だと、特に触れられていないことに疑問が湧きました。もし、「2000年代」に意味がないのならば、「近年」と書くはずだと思ってしまい、なんだか腑に落ちないです。(といっても2000年代にこれと言った出来事も思いつかず何もかけませんでしたが…)

>(4)は特にたつじん先生の解答を参考にさせてもらいたいです。

そうでしたか。どうなんでしょう?私はそこはあまりこだわるところでもないと思いますが。ただ、つかのまさんの疑問もその通りで、問題文で「近年」とせず、あえて「2000年代」としていることから、この数字に特別な意味があるように思えてしまいますよね。問題として不完全な部分だと思います。

>設問B
(2)
A国は国土が広く、安価な労働力で栽培可能。B国は、日本との地理的距離を利用した航空輸送と農業技術が発達したから。
(57字)

いいですね。平均単価からわかるようにアに関しては安価であることが最大のポイントです。中国での生産が多いのですから、これは安価な労働力を利用したものです。一方、ウは平均単価が高く(さすがにまつたけよりは安いですが)、ビニルハウスなどで栽培される園芸作物です。国内でも高知県や宮崎県などから東京圏へとキュウリやナス、トマト、ピーマンなどの園芸作物が輸送されていますね。園芸農業の一つの形態である輸送園芸農業です(もう一つの形態が近郊農業です)。これらをふまえて記述すればいいでしょう。上手い解答になっています。

「Aでは安価な労働力を利用してアの栽培が拡大した。Bは日本との距離が近く、温室など利用し園芸野菜のウが栽培される。(56字)」

私も書いてみました。A国の賃金の安さ(1人当たりGNIの低さ)、B国の日本からの距離の近さがポイントになります。

>(3)
メキシコは日本より低緯度で年中生産が可能。C国は日本と気候が近く、南半球に位置。ともに北海道の端境期に輸出できるから。
(60字)

なるほど、いいですね。まずメキシコとC国について説明し、最後に「端境期」というキーワードを使ってまとめています。とてもいいと思います。

惜しいのは、問題文には「自然」的な特徴を答えることが求められています。メキシコについて「低緯度」では不適当です。ここは気候に即して「温暖」とするべきだったと思いますよ。

  • 2021.08.29 14:34
  • つかのま

東大2015年度第2問

添削よろしくお願いします!

設問A
(2)
A国は旧宗主国のフランスとの繋がりが強く、経済的依存をしている。B国は先進国へ資源や自動車関連の輸出をしている。
(57字)

(3)
原油が多く産出。産業発展が遅れ、石油以外の産業の育成が進まずモノカルチャー経済。課題は原油価格変動により経済が不安定。
(60字)

(4)
中国が資源が豊富なアフリカ諸国との関係を強めているほか、アフリカ側の人口や所得増加に伴い、工業製品の需要が増えたから。
(60字)

赤本の解説にある、インフラ整備などは書けませんでした…
今回は友人と話し合いながら解いてみたのですが、その中で、両方疑問に思った点があったのが(4)です。

問題文に”2000年代に〜”と触れてあるのに、赤本の解答例だと、特に触れられていないことに疑問が湧きました。もし、「2000年代」に意味がないのならば、「近年」と書くはずだと思ってしまい、なんだか腑に落ちないです。(といっても2000年代にこれと言った出来事も思いつかず何もかけませんでしたが…)

(4)は特にたつじん先生の解答を参考にさせてもらいたいです。


設問B
(2)
A国は国土が広く、安価な労働力で栽培可能。B国は、日本との地理的距離を利用した航空輸送と農業技術が発達したから。
(57字)

(3)
メキシコは日本より低緯度で年中生産が可能。C国は日本と気候が近く、南半球に位置。ともに北海道の端境期に輸出できるから。
(60字)

  • 2021.08.29 11:54
  • つかのま

コメントフォーム

カレンダー

«8月»
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     

ブログ内検索

フィード

スタディサプリスタディサプリ/たつじん地理

検索

ページの先頭へ