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2022.11.11

1298

 フォーム1291に「お題」を出します(11/11)。翌日の朝5時以降、その問題の「解答」をこちらに投稿してください(夜は21時までを厳守してください)。1つのフォームにつき、1人の投稿までです。フォームは1292から1300まで用意してあります。必ず「お名前」の欄に自分の名前(ペンネーム)を入れ投稿してください、そのネームについては年間を通じて同じものを使用してください。翌週末までに添削回答いたします。ただし、投稿資格は「2023年の入試において地理の論述試験を必要とする者」です。共通テストのみの受験生の方は原則として参加は見送っていただいた方がいいかと思います。

 

 

コメント

では添削いたします。

>(1)
前者は乾季に灌漑や銅の精錬の為の水を確保する利水の目的、後者は豪雪地帯なので融雪時に洪水を防ぐ治水の目的で利用される。

惜しいですね。気候について書くことが求められているので、銅の精錬は不要でしたね。また、銅の精錬に必要なものは水ではなく、「電力」です。水力発煙による電力ですよね。この辺りの記述が分かりにくい印象です。

>(2)
中部・四国地方は急峻な山地で降水量も多いため侵食速度が大きい。中国地方は平坦な山地で降水量も少ないため侵食速度が小さい。

こちらはとてもうまいですね。ベストアンサーですよ。両方の文を「侵食速度が大きい(小さい)」と呼応させた表現で締めくくっているのがとてもいいと思います。

>(3)
貯水量の減少によって、発電や灌漑に使える水資源も減少する。
また、河底が高くなり主に上流で洪水が起こりやすくなる。
河口付近では運搬される土砂の量が減少し、海岸が侵食される。

いいですね。要点が多いのでポイントを「箇条書き」スタイルで書き並べています。これは適切な組み立てに思いますよ。

>今回の投稿をした後にしか先週の投稿の添削に気付けませんでした。すみません。ケッペンの気候区分については次回の投稿の際にお願いしたいと思います。

こちらこそ添削が遅れ申し訳ありません。自分のペースで取り組んでみてくださいね。

>Af(熱帯雨林気候)

>30字ver
年中高温多雨で熱帯雨林が広がり、毎日午後にはスコールが降る。

>60字ver
年間を通して赤道低圧帯や貿易風の影響を受け、年中高温多雨で毎日スコールが降る。赤色のやせたラトソルや熱帯雨林が分布する。

とてもいいですね。両方とも字数制限をふまえて的確な内容が書かれています。

ただ、地理においては「理論」をしっかり書くべきであり、Af気候についても「なぜここで多雨になるのか」という点において「熱帯収束帯(赤道低圧帯)」をメインの話題に持ってくるべきです。


30字ならば、「年中高温多雨。亜熱帯高圧帯の影響が強い。」です。たとえばこういった書き方がベストです。植生などは付帯要素ですので必須ではありません。

60字の方では貿易風も示されていますが、これは不要ですよ。あくまで「熱帯収束帯=対流性降雨(スコールですね)」にこだわった方がいいです。付帯要素として植生や土壌に触れるのはとてもいいと思いますよ。

「年中高温多雨。熱帯収束帯の影響が強い。気温年較差が日較差より小さい。土壌はラトソル。植生は熱帯雨林。」

ただ、植生はともかく土壌は明らかな付帯要素であり、必須ではありません。ここでは気候そのものに関する内容を書いてみたらどうでしょう?熱帯気候の定義として「気温年較差が日較差より小さい」ことがあります。熱帯気候の条件となる「最寒月平均気温18℃」の等値線を地球上で引いてみると、実は「気温年較差=気温日較差」の線とほぼ一致するのです。これより低緯度側の熱帯地域は、気温年較差が日較差より小さい地域になりますよね(実はケッペンはこれによる熱帯気候の範囲を定義づけたのです。最寒月平均気温18℃以上には意味はありません)。

徹底的に成因にこだわってみてくださいね。「理由」を書くことが常に求められているのですよ。

>コメント多くしてしまってすみません。
思いのほかケッペンの気候区分についての記述に手こずってしまっているので、Afについての記述のみ投稿してみました。付け足したほうが良い要素、書かなくてもいい要素等を教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

「手こずっている」のはとてもいいと思いますよ。自分でしっかり考えているということではありませんか。地理はメイン科目と違って、スピードが求められているわけではありません。他の科目が事務作業的な能力の有無を問う科目であるのに対し、地理は自分なりの課題を見つけその解決のために思考するとう「深さ」のある科目だと私は考えています。ココロさんも、焦らず、時間をかけてじっくり取り組んでみてくださいね。雑にやっても仕方ありません。丁寧に取り組むからこそ、「考えることの楽しさ」が身に付くのだと思いますよ。

  • 2022.11.20 14:19
  • たつじん

コメント多くしてしまってすみません。
思いのほかケッペンの気候区分についての記述に手こずってしまっているので、Afについての記述のみ投稿してみました。付け足したほうが良い要素、書かなくてもいい要素等を教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

  • 2022.11.17 19:39
  • ココロ

Af(熱帯雨林気候)

30字ver
年中高温多雨で熱帯雨林が広がり、毎日午後にはスコールが降る。

60字ver
年間を通して赤道低圧帯や貿易風の影響を受け、年中高温多雨で毎日スコールが降る。赤色のやせたラトソルや熱帯雨林が分布する。

  • 2022.11.17 19:37
  • ココロ

コメント数を奇数にしておきます。

  • 2022.11.16 11:37
  • ココロ

今回の投稿をした後にしか先週の投稿の添削に気付けませんでした。すみません。ケッペンの気候区分については次回の投稿の際にお願いしたいと思います。

  • 2022.11.16 11:37
  • ココロ

(1)
前者は乾季に灌漑や銅の精錬の為の水を確保する利水の目的、後者は豪雪地帯なので融雪時に洪水を防ぐ治水の目的で利用される。

(2)
中部・四国地方は急峻な山地で降水量も多いため侵食速度が大きい。中国地方は平坦な山地で降水量も少ないため侵食速度が小さい。

(3)
貯水量の減少によって、発電や灌漑に使える水資源も減少する。
また、河底が高くなり主に上流で洪水が起こりやすくなる。
河口付近では運搬される土砂の量が減少し、海岸が侵食される。

今週もよろしくお願いします。

  • 2022.11.16 11:31
  • ココロ

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