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2023.12.02

1586

 こちらはたつじんオープン添削第36回の解答のみ投稿してください。他の回の問題を投稿された場合、大変申し訳ありませんが、添削不可ということになってしまいます。ご了解くださいませ。第35回以前の問題に関してはすでに受付は終わっています。

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では添削いたします。

>2018年度第二問
A
(2)大都市からの距離が近いが地形が山がちで高速交通が未発達。通勤のための移動が難しく、労働力人口の社会減が済んだ。

いいですね。2つの独立したトピックで述べる東大の典型的な問題でした。「交通」の便利はいいのですが、しかし「通勤圏」ではないという二律背反の現象をいかに説明するか。そこがポイントでしたが、うまく書けていますよ。

>(3) 三大都市圏に近い県や広域中心都市など大きな都市規模を持つ県は工業化が進み、労働力人口の社会減が少ない。大都市からの距離が遠い農村部では、過疎化・高齢化により人口減少率が高い。

なるほど、広域中心都市という言い方がいいですね。的確だと思います。

>C
(1)都心の中心業務地区は地価が高く、高級集合住宅や買い回り品の商業施設が立地する。郊外は地価が安く住宅地や生鮮食品など最寄り品を扱う店舗が立地する。

キーワードがふんだんに取り入れられていますね。とても密度の高い解答になっており、東大が好む形ですね。「都心」は「都心部」としても良かったと思います。

都心部の施設として「高級集合住宅」を挙げている点が出色です。印象的であり、とてもいいと思います。「地価が高く」、「地価が低く」と対比的な表現を使っている箇所もいいですね。

>(2)郊外のニュータウンでは、少子高齢化に伴う購買力低下で商業施設が撤退し、交通手段の少ない高齢者が残ったため。

こちらもいいですね。徒歩圏の商店がなくなることによって買い物が困難になることを、高齢者が交通弱者であることと結びつけることは、とても重要ですね。

いよいよ共通テスト直前です。二次だけでなく共通テスト対策も進めていきましょうね。

  • 2023.12.20 06:34
  • たつじん

2018年度第二問
A
(2)大都市からの距離が近いが地形が山がちで高速交通が未発達。通勤のための移動が難しく、労働力人口の社会減が済んだ。

(3) 三大都市圏に近い県や広域中心都市など大きな都市規模を持つ県は工業化が進み、労働力人口の社会減が少ない。大都市からの距離が遠い農村部では、過疎化・高齢化により人口減少率が高い。

C
(1)都心の中心業務地区は地価が高く、高級集合住宅や買い回り品の商業施設が立地する。郊外は地価が安く住宅地や生鮮食品など最寄り品を扱う店舗が立地する。

(2)郊外のニュータウンでは、少子高齢化に伴う購買力低下で商業施設が撤退し、交通手段の少ない高齢者が残ったため。

  • 2023.12.03 10:53
  • よっしー

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