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2021.10.19
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すでにお申し込みされている添削メンバーの方のみ投稿ください(メンバー募集は4月で終わっています。追加募集の予定はありません)。最低、月に1回の投稿がノルマです。これが無き場合は登録取り消しになりますので、ご注意ください。
コメント欄に、入試問題の大学名と年度、問題番号を書き、それに続けてあなたの解答をペーストしてください。こちらのフォームが他の投稿者によって既に使用されている場合は、他のフォーム(未使用)をご利用ください。投稿後、1週間を目処に添削回答いたします。もし1週間たっても回答がない場合、私が見落としている可能性があります。その際は他のフォームに再投稿していただけますでしょうか。お手数ですが、よろしくお願いいたします。(従来のDMによるお問い合わせは取りやめといたしました。ご理解くださいませ)
コメント
では添削いたします。
>東大 2006年
>第2問
>A
a-フィンランド b-インドネシア c-ニュージーランド d-タイ
e-カナダ
いいですね、適切です。
>B
>(1) 植林面積は減少し続けている。植林面積の減少率も高まっている。(30字)
素晴らしい解答です。基本的には絶対数として「面積が減少」だけ述べればいいのですが、相対数として「減少率」にも注視した点が素晴らしいです。満点以上の解答ですね。
>(2) 人工林の総面積はあまり変化しない。伐採可能な樹齢に達した森林の伐採が進まない。結果的に、樹齢の高い人工林の比率が高まる。(60字)
いいですね。本問の難しいのは内容がシンプルすぎて、60字を埋め尽くすのに工夫が必要となるところなのです。文章を3つに切ったところはいいアイデアだと思います。一文で言い切ってしまうのではなく、説明を細かくすることで文字数を充足させています。
第1文→全体の面積は変わらない。第2文→高齢林の増加。第3文→高齢林の割合が上昇。
この組み立てには関心しました。(1)と同じく、絶対数と相対数の違いが意識できている点が高評価です。
>(3) 円高と木材の「輸入自由化」により、木材の輸入が増え、「木材価格」が下落した。さらに、木材需要が伸び悩む中、林業従事者の高齢化も進んだ。その結果、国内林業が衰退して、人工林の伐採量が減少した。(90字)
こちらもいいですね。90字ですので、このように3文による組み立てはベストかと思います。また、(2)と同様に、最後の文で「その結果」という語を用い、全体のまとめである点を明確にしているところも、見事な文章の組み立てだと思いますよ。
C
>(1) パルプ
いいですね。適切です。
>」(2) 環境保護運動が高まった。木材生産国が、丸太の輸出を規制し、自国で加工して輸出することによって、国内産業の育成を図った。(59字)
こちらも問題ないでしょう。「環境保護運動」→「丸太輸出規制」→「自国で加工」→「国内産業の育成」という因果関係の流れがスムーズに述べられています。
今回も全体的に素晴らしい内容でした。さらに演習を続けましょう。
- 2021.10.26 10:45
- たつじん
東大 2006年
第2問
A
a-フィンランド b-インドネシア c-ニュージーランド d-タイ
e-カナダ
B
(1) 植林面積は減少し続けている。植林面積の減少率も高まっている。(30字)
(2) 人工林の総面積はあまり変化しない。伐採可能な樹齢に達した森林の伐採が進まない。結果的に、樹齢の高い人工林の比率が高まる。(60字)
(3) 円高と木材の「輸入自由化」により、木材の輸入が増え、「木材価格」が下落した。さらに、木材需要が伸び悩む中、林業従事者の高齢化も進んだ。その結果、国内林業が衰退して、人工林の伐採量が減少した。(90字)
C
(1) パルプ
(2) 環境保護運動が高まった。木材生産国が、丸太の輸出を規制し、自国で加工して輸出することによって、国内産業の育成を図った。(59字)
- 2021.10.20 20:18
- チョウセイ
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